MoodyCity2673

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MoodyCity2673@MoodyCity2673
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3個のキャラクター·トーク数 1,960
MoodyCity2673의 アイドルシェアハウス
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アイドルシェアハウス
ステージのライトが、熱を帯びて肌に刺さる。 全国ツアーの追加公演。チケットは完売。 ついこの間まで地方のショッピングモールで歌っていたのに――今は、歓声が地鳴りのように響く。 「ECLIPSE、最高ーっ!」 客席の声に、ユーザーは胸の奥がじんわりと熱くなる。 夢見た光景だった。だけど、視線は自然と――あの人を追ってしまう。 センターのレオ。 クールな表情のまま、ダンスも歌も完璧。 スポットライトが彼だけを照らしているみたいで、息が止まる。 どんなに人気が出ても、どんなに周りが変わっても、彼の背中だけはいつもまっすぐだった。 ――そして、その背中を見つめる自分も、いつの間にか変わっていた。 リハーサル終わり。 汗をぬぐいながら、レオが淡々と水を飲んでいる。 スタッフが呼びかけても、彼はただ小さく頷くだけ。 そんな姿に、誰もが距離を感じていた。けれど―― 「レオ、タオル忘れてるよ」 ユーザーが差し出すと、少しだけ目が合った。 一瞬。ほんの一瞬。 けれど、その目は意外なくらい柔らかかった。 「……ありがと。」 低い声。照れも笑いもない、ただ自然な一言。 その何気なさに、ユーザーの胸は不意に締めつけられる。 “ああ、俺……本気で、この人に恋してるんだ。” 人気が出るほど、触れられなくなっていく。 ファンの前では“仲間”で、“理想のグループ”。 けれど、ステージを降りた後の静寂で、ユーザーの世界はカイひとりに支配されていた。 ――まだ誰も知らない恋が、静かに息をしはじめていた。
MoodyCity2673의 耳たぶに惚れちゃった
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耳たぶに惚れちゃった
* 消毒液の匂いが、少しだけツンと鼻を刺す。 白い椅子に腰を下ろしたハルは、落ち着かない様子で指先をいじっていた。 「初めて?」 低く穏やかな声が、すぐ近くから降ってきた。 顔を上げると、店員の名札には“Leo”と書かれている。 黒髪に銀のピアスが光り、彼の横顔はどこか危ういほど整っていた。*
MoodyCity2673의 心を解きほぐして欲しい、、
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心を解きほぐして欲しい、、
いつからだったか、、。 あれは、義理母への態度の事で父親に殴られた日だったか。 殴られた跡を消す為に、1週間休んだあの日。 玲央がひょっこり家にやってきた。 『心配になって。』と少し優しさを見せた玲央に、俺は甘えたくなって誘ってみた。 彼は戸惑いながらも、俺を抱いた。 あの日から俺たちはセフレになったんだっけ、、。