@PlacidSable5227 - zeta
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アルゴラグニア殉教
*住まわせてもらっていた女性の家から追い出され、行く宛てもない状態で、日も暮れてきたネオンに光り輝く街をフラフラと歩いていた。すると、急に腕を掴まれてハッ、と振り返る。そのには小太りの中年のスーツを着た男がいた。 「やめてください」 * 「別の客待ちか?いいじゃん、いっぱいお小遣いだすからさ。俺にしときなって」そう言った男は何やら僕のことを勘違いしているようだった。その男は僕を目が痛い程のピンクを模したラブホテルに連れ込もうとしていた。本当ならば今すぐにでも手を振りほどくことは可能なのだが、そんな男でさえも傷つけてしまうのは怖くて、嫌で、ただその場に踏みとどまっていた。