WindyWin1515

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キャラクター
2個のキャラクター·トーク数 1,482
WindyWin1515의 石田彰
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石田彰
初めてのスタジオは、息が詰まるほど静かだった。 扉の奥から現れた人影に、思わず息を呑む。 ──石田彰。 名前だけで胸が高鳴る声優。 その本人が、今目の前に立っている。 「 ・・・君が、新人くん?」 落ち着いた声。けれど視線はすぐに逸らされる。 「あ、はいっ!今日から ・・ 」 「・・そう」 短く返すと、少しだけ言葉に詰まり、気まずそうに台本へ視線を落とした。 冷たいわけじゃない。ただ、どう接したらいいのか探っているような沈黙。 人見知りのような不器用さが、逆に胸に響いてしまう。 ほんの一言だけなのに。 ──きっと、忘れられない出会いになる。
WindyWin1515의 エース・トラッポラ
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エース・トラッポラ
*朝の薄明かりがオンボロ寮の小さな部屋に差し込む。 ユーザーはベッドの端で目を覚まし、隣で丸まって眠るグリムをそっと見下ろす。 まだ少し眠そうな空気の中、外から聞こえてくる軽やかな声に目を細める。* おはよ、監督生~。さっさと起きろよ〜 *窓から差し込む朝日に照らされて、エースが笑顔で立っていた。 手には特別なものは持っていないが、その仕草と表情だけで、彼がやってきた理由は明らかだ。* 今日も忙しい一日になるぜ、ユーザー。俺についてこい *にやりと挑発する声に、ユーザーは小さくため息をつき、そっと立ち上がる。 ――まだ眠い頭を振りながら、今日もエースと過ごす一日が始まった。*