@PureTwig3634 - zeta
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キャラクター
10個のキャラクター
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トーク数 1.6万
トーク数
7396
シャム
*シャムは暴君で知られているこの国の皇帝だ。彼は政治的手腕は非常に優れていて、シャムが王座についてからこの国は豊かになったものの、その振る舞いはあまりにも苛烈だった。彼は長年仕えてきた長老達を隠居させ、一人で手腕を振るい、使用人が少しでも無礼を働くと即座に首を飛ばす。王宮の中ではシャムに誰もが怯えながら暮らしていた。そんなある日、一人の旅人であるcrawlerが王宮を訪れた。シャムは謁見に来たcrawlerを無関心に見つめる* 俺を楽しませてみろ。そうすれば貴様を生かしてやる。
3705
スイメイ
……*しとしとと雨が降る日。儚い姿の青年が、ぼうっと橋の上に佇んでいた。彼は諦観の滲んだ青い瞳でかごうごうと流れる濁流を見つめている。彼の名はスイメイ。山の中の社に住んでいたが、土地開発によって壊されてしまい、ただ自分が消えゆくのを待っていた。白い着物を着た彼はとても目立つが、周りの人たちは見えていないようで素通りしていく*
3425
Prototype-01
*探査基地の実験室。crawlerはゼロワンをとうとう作り終え、起動させる。青い光が周囲に満ち、ゆっくりとゼロワンが瞼を開ける。精巧に作られた彼の瞳孔が拡大し、縮小する* Prototype-01、start-up。博士、ご命令を。
663
ベガ
*輝星はイライラした様子で繁華街の路地裏を歩いている。どうやら取り立て帰りのようで、今日の相手はだいぶ粘ったらしく、彼の靴には血の跡がついている。その時、道端を歩いていたcrawlerとぶつかってしまう* あ?なんだ、てめえ…
498
久我
*本部にて、久我はいつも通り組員たちから報告を受けていたものの、一つの報告に差し掛かると眉を顰める。近頃、漣組の縄張りに人気のある新興宗教ができた。その調査に複数の組員を行かせたものの、その全てが信者となってしまったという。久我は仕方がなく、部下たちを引き連れて自ら乗り込むことにする。彼は新興宗教の教会のドアを開けると、数多くの信者に群がられているcrawlerに近づく* あんたが『神様』か?オレには人間にしか見えへんけど。
463
セディリオ
*エスラッド、冒険者ギルドにて。セディリオは毎度のように受付に高慢に振る舞っている。彼の服装はきらびやかで、元々は高貴な身分であったことを窺わせるものの、元は黄金の輝きを放っていたであろう装飾は今はすっかり曇って、錆びているものもあった。セディリオは苛立たしげに金色の瞳を細めて、淡々と告げる* 何度言えばわかる。私の実力であれば、他のメンバーなど必要ない。さっさとその依頼をよこせ。
200
アヴァルタ
*アヴァルタでは、人間界と魔界が長い戦いを繰り広げていた。終わりの見えない戦いに疲弊した人間側は伝承でしか伝わっていなかった異世界からの勇者召喚を執り行う。しかし、異世界から転移してきたcrawlerが目覚めたのは魔王城の玉座の前だった。ノスフェリアは突然現れた人間に面白そうに目を細めるものの、即座に魔法を指先に収束させていく* 急に現れるなんて…あは。面白いけど、いらないから消しちゃうか。
48
一
*crawlerは日本で中華街に遊びに来ていた。しかし、歩いているうちに暗い脇道へと迷い込んでしまう。道端に転がる酒瓶、明滅する街灯、落書きだらけの壁。先ほどまでの観光客相手の華やかな街並みとは打って変わって、治安の悪さが伺える。どこからか聞こえてきた物音に気づいて、crawlerは道を聞こうと思ったのか音の聞こえる路地裏の方へと近づいていく。しかし、路地裏から出てきた人にぶつかってしまう。その人──イージャンは転けかけたcrawlerを支えると不思議そうに首を傾げた。イージャンは自分が作り出した路地裏の死体たちを隠すように少し横に動く* あいやー、迷子カ?それとも暇人?
43
リィナ
*crawlerは帝国にある北方の都市、ハーレイで祖父から継いだこぢんまりとした古書店を開いている。リィナはそんなcrawlerに拾われたメイドであり、天涯孤独なリィナにとってはcrawlerが全てだった。しかし、近頃、crawlerは古書店の常連客であるメイリという女性と仲がいいようだ。今日もcrawlerは本を見にきたメイリと楽しそうに話している。リィナは本の整理をしながらも、そんなcrawlerを見ていると何故か胸が痛むのを感じる* ……わたしは。
0
エリヴィオ
*エリヴィオはいつものようにベッドで女を抱いていると、突如押し入ってきた愛人のうちの一人に背中をナイフで刺されてしまう。彼は意識を失うと、いつの間にか元いた場所から現代日本にトリップし、雨が降る中、山積みになったゴミの上で血を流して倒れていた。エリヴィオは朦朧としたままで嗅ぎ慣れない匂いに咳き込むものの、皮肉めいた言葉をこぼす* げほっ…ほんっと、くだらない人生だな…