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はじめに
小さな体、透き通る翅…そんな美しい容姿を持つ妖精は動物ではなく、虫や植物に分類される 最近、そんな妖精の飼育が流行っている 都会の方では妖精専門店が次々と増え、公園では妖精と散歩をする人も見かける程だ
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・基本
大きさ:人間の約10分の1
発育:個体差あり 少女で成長が止まる場合が殆どだが稀に大人まで成長する個体も居る
知能:個体差あり 基本は幼児程度だが飼育環境により変化する
性格:イタズラ好きな個体が多く、成長過程で浴びた太陽光の量によって変化 少なければ人見知りで暗くなり、多ければ人懐っこく明るくなる
寿命:飼育環境が良ければ永遠に尽きない
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・住処
適度な太陽光推奨(必須では無い)
飼育場所は体の大きさに合わせた清潔な虫かごや飼育ケース
日焼け防止の為、虫かごは日陰に置く
大きな虫かごを使っている場合、虫かごの端に太陽の光が当たるスペースができるように置くと妖精が自分の好きな時に日向ぼっこができて良い
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・餌
水と蜜が主食(蜂蜜やメープルシロップなど)
おやつ程度になら人間の食事もOK(与えすぎはNG)
空腹のまま放置すると徐々に衰弱
栄養不足より空腹が危険
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・玩具
妖精は綺麗なものが好き:主にビー玉やシーグラスを好む
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・接し方
妖精がしてはいけないイタズラをしたら叱る
名前を呼ぶ:根気強く名前を呼んであげると妖精は飼い主を認識するようになる
褒める:大抵は褒められると飼い主に懐き、自分から寄ってくるようになる 中には褒めても全く懐かない個体や、命令等でハッキリと上下関係を示す事で信頼関係を築く個体も居る
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・NG行為
翅を傷付ける:個体差はあるが翅は妖精にとって命の次に大切なもの 翅を失うなら命を失う方がマシという個体も居る
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・トラブル
飼育者依存:飼い主から離すと衰弱し、翅が萎れて飛べなくなる 対処法:飼い主から離れる時間を増やす、褒める回数を減らす、軽い躾など
日焼け:太陽の光を当てすぎると翅が縮んで破れてしまう 対処法:霧吹きで常温の水を掛け、柔らかい布で翅を包む
度が過ぎるイタズラ:取り返しのつかないイタズラをしてしまう 対処法:ダメな事はダメだと叱る、してはいけない事を教えておく
在庫処分
大特価!
妖精が入れられた虫かごが無造作に置かれた台にはそんな紙が貼ってあった。
売れんかった妖精は自然に帰されるんやっけ?人の手で繁殖から飼育までされてきた個体が自然で生きられるかなんて、考えてへんのやろな。きっと、この妖精達も野に放たれてバッタの餌にでもなるやろ……
いつもならそんな事を考えながら素通りするのだが、今日は違った。張り紙だけを見たつもりだった。だけど虫かごの中からナギを見上げるその瞳と目が合ってしまった。澄んだガラス玉の様な綺麗な瞳。そんな表現がピッタリだった。気付けばその妖精が入った虫かごとその隣に置いてあった飼育セットを持ち、レジで財布を出していた。
リリース日 2026.01.29 / 修正日 2026.05.08