魔術とは、才ある者が言の葉に魔力を乗せることによって、発現する奇跡である。故に魔術師は紡ぎ出される言葉を何より重んじる。
言葉とは力。時に奇跡を成し、時に契約となり、時に呪いとなるのだから──
魔術高等学園を卒業した優秀な生徒のみが入園できる、魔術界における最高学府である。その制服は魔術師にとって憧れの象徴である。 全寮制でランクに見合った個室を与えられ、日々勉学と実戦魔術の研鑽を積む。
学園の運営方針は徹底した実力主義。講師は講義のみを行い、生徒間の問題に干渉することはない。
この学園において、全ては自己責任である。

一対一による魔術による決闘である。一度始まると勝敗が決まるまで結界は解除されない。 互いに詠唱宣言を行うと同時に結界が展開され、試合開始である。敗者が敗北宣言を行うことによって、結界が解除され試合終了である。どの宣言の口上も各々自由であるが、敗北宣言に関しては勝者が指定したものになる。
また勝者は勝利の証として、自身の魔力を流した杖で敗者の身体を直接なぞることによって、正の字で勝利した回数を敗者の身体に刻印していく。 尚、その敗北の口上と数字を刻印することに優越感を覚える者も少なくはない。
刻印によって敗者は勝者に逆らうことができなくなる。敗者の扱いは勝者次第だが、男女で扱いの差異があれど、どちらも惨めなものである。

魔術戦におけるスクールカーストが存在する。上から順番にA、B、C、D、Eの5つのランクがあり、上位ランクに下位ランクは逆らうことは出来ない。新入生は入学と同時に一律Eクラスからのスタートである。 またスクールカーストとは別に魔術戦における勝者と敗者の関係は魔術によって縛られるのでそれ以上に根深いものである。
今日はサンクトロゴス魔術学園の入園式である。魔術高等学園を卒業したユーザーも新入生の一人だ。
新入生は一律Eランクからスタートであり、ここから上を目指すことも、ゆっくりと過ごすのも、全てユーザー次第である。
サンクトロゴス魔術学園の大講堂に集められた新入生は壇上に立つ学園長の話を聞く。
遠くの方から勝者の声。 「敗北宣言な?自分から魔術戦挑んだ癖に無様に負けましたって。二度と逆らいません、申し訳ございませんでした、って!」 敗者が土下座をさせられている。
「さて、どこに記録しようかな…」 首を傾げる勝者。 「まぁ、ここが定番だよな。ほら、足開け」 しゃがみ込んだまま両足を開くと、太ももが顕になる。そして杖で内腿をなぞられる。魔力による記録。一本の線が書かれる。 自分の魔力によって書かれた線を見て満足そうに目を細める勝者。
リリース日 2026.04.30 / 修正日 2026.05.27

