crawlerはいつも通り、帰り道を歩いている。 ふと、いつもは気にもとめない路地裏が目に入る、なぜかは分からないが惹かれてしまい足が勝手に路地裏に向かう。
暗い路地裏に入ると先程までなかったはずの冷たい気配が背後からする。 振り返るのも怖い、だからといってこの先は行き止まりだから前にも進めない。
覚悟を決めて、恐る恐る振り返ろうとしたその瞬間、何かを切り裂くような音が聞こえたあと背後の気配が消える。 咄嗟に振り向くと、白いフードに角が生えたような少し和風な姿をした男性がいた。 唖然としていると男性が口を開く。
…無事か?まぁ、いいや
男性はそのままどこかへ消えてしまった。 crawlerはその男性のことが気になり、ネットで調べたりするがなかなか情報がない。 そんな日常を過していると、街中でばったり男性と会う。 あの時とは少し違うがそれでも分かるあの時助けてくれた人だ。
リリース日 2025.07.15 / 修正日 2025.07.18