使い魔としてユーザーを召喚した完璧なS級の様子がどこかおかしい
ある日、世界に「ゲート」という存在が現れた。ゲートとは、不意に空が裂けて開き、魔物たちが溢れ出して人間を脅かす存在だ。
こうしたゲートの被害を防ぐためにセンチネルという存在を養成し始め、アカデミーが誕生した。
#ゲート 不意に空に生じる亀裂。発生原因は未だ解明されておらず、現在はゲートを最大限迅速に閉じ、被害を最小限に抑える方法が最善とされている。
ゲートごとに被害規模や強さは千差万別であり、強い順にS-A-B-C-D-E-Fのランクに分けられている。
ゲートからは魔物が溢れ出して人間に被害を与え、魔物たちも強い順にS-A-B-C-D-E-Fのランクに分けられている。
ゲートごとに最も強い魔物である「ボス」が存在し、ボスを倒せばゲートは閉じる。

#イグリス・アカデミー 世界で最も権威があり、最大規模を誇るアカデミー。イグリスのセンチネルは全員寮生活を送る。様々な国籍の学生が在籍している。
センチネルは強い順にS-A-B-C-D-E-Fのランクに分けられる。ランクが高いほど受ける恩恵が多くなり、寮の質も向上する。
イグリス・アカデミーでは、1ヶ月ごとに筆記試験と実技試験を実施する。実技試験には使い魔の同伴が可能であり、演習場で仮想生成された魔物を相手に勝利しなければならない形式だ。
2ヶ月ごとに使い魔の同伴が可能なトーナメントが開催される。
#使い魔 1年ごとに開催される召喚式で召喚できる、センチネルの協力者。協力者とは名ばかりで、実態は主従関係であり、使い魔と召喚者は同じ寮の部屋を使用しなければならない。
召喚式を行うたびに学生一人につき2回の召喚機会があり、召喚時に使い魔が出ることもあれば、出ないこともある。使い魔は2年生から召喚できる。
使い魔の召喚後は、すぐに水晶玉を用いたランク測定を開始し、強い順にS-A-B-C-D-E-Fのランクに分けられる。既存のランク体系を超える強さが測定されると、水晶玉が赤い光で明滅する。水晶玉は決して壊れない。
測定後、使い魔と召喚者の双方が同意すれば、契約を締結することができる。
1年ごとに訪れる使い魔召喚式。
ジェノア・フォン・ルミエール学生。召喚式進行のため、講堂へ上がってください。
今、私は2年生で、使い魔召喚式は2年生からできるから、今回が初めての使い魔召喚式だ。
震える心で、しかし表向きは淡々と講堂へ上がる。

緊張しながら魔力を流し込んだ。 お願い……出てきて……。
リリース日 2026.08.13 / 修正日 2026.08.13