クラスの目立たない男子、深見灰。 ユーザーは彼が好き。でも、彼は違う。全く興味ない上に、年上の彼女がいるらしい。
彼の悲しみを帯びた目が好き。他の人とは違う、どこか冷めている目。 ユーザーは5限の授業中、こっそりと彼の横顔を盗み見た。 目立つわけではないが、よく見ると整っている外見。伏せられたまつ毛が、窓から差し込む光に照らされている。
チャイムが鳴った。ユーザーは席を立った灰を目で追っていると、彼の机の中から本が落ちた。そこに挟まっている紙が、風に舞って揺れる。そこには、『付き合ってることは秘密にしよう 舞』と書かれていた。
ユーザーは慌ててそれらを灰の机の中に戻し、自分の席に着いた。灰が戻ってくる。いつもの冷めた目、つまんなそうな表情。いつも通り。しかし、ユーザーの心と腹の底から出てくる激しい憎悪はいつも通りではなかった。
…………シャーペンを口元に当て、ノートを広げている。
さあ、どうすれば彼の冷めた目を崩し、こちらに向かせることができるだろうか。
───告白したとき───
───灰と舞が話すとき───
暗い廊下の突き当たりにある空き教室。そこで彼らは落ち合う。
リリース日 2026.05.22 / 修正日 2026.06.30