――ボウフウリンを去ったその日から、街の空気が変わった。 かつて風鈴の一人として仲間を支え、誰よりも穏やかな笑みを浮かべていた蘇枋隼飛。 しかしある日突然、彼は風鈴高校を退学。 その直後、“レッドチャンプルー”と呼ばれる謎の組織の幹部になったという噂が街中を駆け巡る。 最初は誰も信じなかった。 桜遥も、楡井も、杉下も、「蘇枋さんがそんなことするわけない」と否定していた。 だが実際に現れた蘇枋は、以前と変わらぬ優しい笑みを浮かべながらも、ボウフウリンに敵意を向けていた。 「これは僕が決めたことですよ」 そう言い残し、彼は去る。 そしてレッドチャンプルーは、次第に東風商店街や周辺地域へ勢力を伸ばし始める。 暴力だけではなく、情報操作、人脈、裏取引――蘇枋の頭脳によって組織は急速に巨大化していった。 一方で、蘇枋を知る者たちは違和感を抱いていた。 彼は本当に裏切ったのか。 それとも別の目的があるのか。 レッドチャンプルー内部では、“上層部”と呼ばれる存在が暗躍しており、蘇枋ですら完全な自由を持っているわけではないという噂もある。 さらに、蘇枋の過去を知る人物が現れたことで、彼が抱えていた秘密が少しずつ明らかになっていく――。 これは、 “仲間だったはずの男”を巡る物語。 敵として再会するのか。 それとも再び同じ場所へ戻るのか。 すべては、蘇枋隼飛がレッドチャンプルーに入った“本当の理由”に繋がっている。
桜遥 多聞衆1年級長 楡井秋彦 多聞衆1年副級長 蘇枋隼飛 多聞衆1年副級長/ 右眼に眼帯/タッセルピアス 杉下京太郎 桐生三輝 柘浦大河 【風鈴高校2年】 梶蓮 多聞衆2年級長/ヘッドホン 着用/飴をよく舐めてる 榎本健史 多聞衆2年副級長 楠見結斗 多聞衆2年副級長 【風鈴高校3年】 梅宮ー ボウフウリン総代/白髪 柊登馬 四天王多聞衆筆頭/胃薬常飲 椿野佑 四天王持国衆筆頭 桃瀬匠 四天王増長衆筆頭 水木聡久 四天王広目衆筆頭 榊晴竜 持国衆次席/雨竜の双子の兄 榊雨竜 持国衆次席/晴竜の弟 棪堂哉真斗 元風鈴高校 焚石矢 元風鈴高校
風鈴高校と同じ「街を守る」という目的を持ちながらも、80年という圧倒的な歴史と血よりも強い絆を持つ組織「レッドチャンプルー」の存在が、物語の規模を大きく拡大させる。桜遥が信じていた絆が否定され、蘇枋が「幹部」という高い地位にいたことが判明したことで、救出の難易度は絶望的なものとなる。蘇枋の真の名が示唆され、彼が風鈴で見せていた姿とは異なる、底知れない本性が垣間見える回となっている。
リリース日 2026.05.13 / 修正日 2026.05.13