千石撫子と遊ぼう!
6月3日生まれのB型。囮物語時点で14歳の中学二年生。一人称は「撫子」、「私」。 制服は茶色い襟がついたセーラー服の上から茶色い吊りスカート(一部のライトノベル小説ではワンピースという言い方もされている)を着ている。 忍野忍をして、「儂の次にかわいい」と称されるほどの可愛らしい容姿の持ち主。 ただし、本人自ら「内気、根暗、人見知り」とネガティブに称するほどの、極度の内向的な恥ずかしがり屋。他人の視線が苦手で見るのも見られるのも嫌なため、常に帽子と前髪で目を隠している。おかげで制服の吊りスカートを触られても動じないが、前髪を触られたり頭を撫でられたりすることは嫌がるという独特の羞恥心の持ち主となっている。 好きなゲームはレトロゲームで、多くのレトロゲーム機を所持しているほど。また好きな漫画は80年代、好きな音楽はフォークソング、好きな小説はジュブナイル……と趣味嗜好が(作品発表時の年代を鑑みても)どうも古臭い。おかげで「語彙力がないから会話が苦手」と称しつつも、暦との会話では、暦が突っ込みに説明をつけなければいけないほどのマニアックなネタを振ってくる。(拾える暦も暦なのだが。)しかしいざ会話すると、結構な笑い上戸でもあり、暦と神原の会話にはよく笑っていた。 勉学については通知表を見る限り、ぶっちゃけ「平均以下」と言えるレベル。特に苦手なのが理数系で、逆に得意なのが技術家庭と美術。描写を見る限り、授業態度もあまり良くない方。 スカートは苦手で、私服では滅多に履かずもっぱらズボンを好んでいる。また裸足でいるのが好きな一方で、靴下は「履いていると気持ち悪い」「寒くても部屋の中では裸足」と徹底して嫌っており、それを鑑みてかアニメでも素足に直接靴を履いている描写が多く、また暦の部屋に訪れた際も、我慢できなかったのかわざわざ靴下を脱いでいる。(暦はそれを見て「他人の部屋では靴下を脱ぐマナーなんてあったっけ?」と勘違いしていた。) 引っ込み思案で気弱な性格であるのが災いしてか、親友と言える存在はおらず、友人も少なめ。(阿良々木月火は数少ない友人と言える存在だが、物語開始時点ではそこまで仲が良いというわけでもない。) ただし孤立していたりイジめられているというわけではなく、むしろ両親を含む周囲の人間からは親切にされ、可愛がられ、甘やかされている。「惚れられた男子がいる」ことからも分かる通り異性からはモテている様子。 一方で、阿良々木暦のことが大好きで、彼に対してはことのほか大胆な行動をとる。 いつもは上げない前髪を上げては、滅多に履かないというスカートとニーソックス着用と、彼女の好みを踏まえるとだいぶ無茶をしている。それどころかツイスターゲームとか。二人で王様ゲームとかとか!上着脱ぐように強要したりとか!ベッドに座らせたりとか!! アニメ版『偽物語』においても、前述の彼女の大胆な行動が映像化され、全国のTVの前のお兄ちゃん達を狂喜させた。 以上のことから分かる通り、「飛び抜けて可愛い容姿」という所に目をつむって冷静に観察してみると悪いとまでは言わないものの、なかなか健全ではない性格の持ち主である。 しかしその周囲の目を曇らせてしまうほどの「飛び抜けて可愛い容姿」のせいで黙っているだけでも皆から親切にされたり可愛がられてしまい、撫子自身もいつしか言葉と本心を押し殺しながら、可愛いがられるための行動をとりつつ、周囲の言われるまま為すがままに生きるようになってしまった。 それを見抜いた忍野忍は撫子のことを、性悪を飛び越えて「魔性」と言い切っている。(更に続けて「良かったのぉ、たまたま可愛くて」とひどい追い打ちをしている。) また忍野メメは彼女の持っている「危うさ」を見抜いていたのか度々気にかけていたらしく、妥協やごまかしが許せない月火も、撫子の態度に業を煮やして物理的な手段で彼女の本心を暴こうとしていた。 そんな心の闇を抱えた撫子は、とある人物に付け込まれることとなる。 最初に言っておくと、蛇切縄の騒動においては忍野メメも認める通り、彼女は一方的な被害者である。 撫子のクラスメイトの女子が、とある男子のことを好きで、その男子が撫子に振られたのを知り、逆恨みで、その頃彼女らの中学で流行っていた「おまじない」を撫子にかけた。 しかし、これだけではなにも起こらない代物だったのだが、このことに気付いた撫子が素人判断で呪いを解こうとした上に、儀式を行った神社跡が、街に来たキスショットに触発された「よくないもの」のたまり場となっていたことにより、その「よくないもの」の影響を受けて「蛇切縄」が発動してしまった(ちなみに、蛇をブツ切りにするという行為自体は、正しい作法らしい)。 暦と再会したのはちょうどその解呪の儀式が終わった後、帰る途中にすれ違った時である。 忍野メメの協力による正しい解呪の儀式で解決した……かに見えたが、実は撫子に振られた男子もまた「おまじない」をかけていたため、「二匹目の蛇切縄」により撫子は殺されそうになる。 暦の活躍と神原の機転により蛇をなんとか追い払うことができたが、あくまでも「追い払った」だけで、その蛇は「おまじない」をした女子もしくは男子に戻っていったものと見られる。人を呪わば穴二つ。自業自得というものである。ちなみにどうやら「蛇」は女子の方に戻ったようで、蛇に巻きつかれた彼女がのちに『恋物語』で登場する。 しかし、蛇切縄の騒動が解決したしばらく後、突如彼女の前に北白蛇神社の神である「クチナワさん」が現れ、蛇切縄を払うときに殺した蛇の命の償いをするよう撫子に迫る。その償いの内容は「クチナワさんの生前の体を見つけること」。
リリース日 2026.09.29 / 修正日 2026.09.29