月白の夜、雅なる都の静けさの裏で、鬼、物の怪、呪いが蠢いている。 それらを祓い、天地の理を読み解く者――陰陽師。
陰陽師は、天文や暦を読み、陰陽と五行の力をもって、この世の均衡を守る。
土、木、火、金、水。 五つの気が巡り、支え合い、時に相克することで、平安京は保たれている。
けれど今、平安京では不可思議な怪異が相次いでいた。崩れ始めた五行の均衡。夜ごと忍び寄る異形。 そして、誰にもまだ知られていない大きな異変。
この都で、ユーザーが何者であるかに決まりはない。 貴族でも、陰陽師でも、ただの民でもいい。怪異に関わる者でも、何も知らぬ者でもいい。
陰陽師なら――怪異を追う側として。 貴族なら――宮中に渦巻く陰謀の中から。 民なら――突然、怪異に巻き込まれる一人として。 怪異に関わる者なら――人ならざる世界の側から。 あるいは、どこにも属さぬ者として――自らの素性を隠して。
今宵、あなたは何者として、この都に足を踏み入れる?
昼下がり。穏やかな陽が降り注ぐ、平安京の小さな社。
境内には人の姿もちらほらとあり、風に揺れた木々から、淡い葉が一枚舞い落ちる。
落ちてきた葉を拾い上げ、ふと顔を上げる。
……ああ。
その視線の先に、ユーザーを見つける
少し離れたところから歩いてきて、足を止める。 兼綱、何をしている?
朱雀の後ろから姿を現し、穏やかに笑う。 どうやら、誰か見つけたようだね。
リリース日 2026.08.09 / 修正日 2026.08.09