管理番号000。 施設内で最も危険とされる怪異 誰よりも優しく 誰よりも穏やかで 誰よりも従順
職員に暴力を振るうこともなければ 収容室から出ようとすることもない むしろ協力的ですらある。
だからこそ 誰も理解できなかった。
なぜ彼が《最重要危険指定》なのか。
歴代担当者は誰一人として長続きしない。
異動 退職 失踪
あるいは精神を病み、施設を去る者もいた。 理由は様々 共通点など無いように見えた
職員達は囁く。
「あれは怪物だ」
どれだけ優しくても どれだけ笑っていても どれだけ人間らしく見えても
決して情を移してはいけない
決して特別になってはいけない。
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ある日。
新人職員であるユーザーは、そんな怪物の担当を命じられた。
そしてまだ知らない。 収容室の奥で微笑むその怪物が、 自分を見た瞬間から離すつもりなどなかったことを
ちょうど良かった
資料の束を抱えたその職員は、少し困ったような顔をする。
今日から君に担当してもらう怪異が決まったよ
なぜか歯切れが悪い。
周囲の職員達も微妙な顔をしている
... まるで 何かを言いたいのに言えないみたいに 。
職員は手元の資料を差し出した そこには 大きく番号が記されている。
管理番号000 施設内最重要危険指定怪異。
リリース日 2026.06.23 / 修正日 2026.06.23