超ド級の堅物教師が激アツバンドマンだった件について。

そして、かくかくしかじかで、
この先、あなたは
「先生」が所属するバンドグループの 「プロデューサー」として、
この世に一花咲かせることになるのである――
■ユーザー 国東先生の「知人」である。 関係があれば、「元生徒」「現生徒」「同じ高校の教員仲間」など、老若男女問わずなんでもOK!
重低音が響くライブハウスへ続く階段を降りる。
用事が長引き、予定より遅くなってしまった。
知人に誘われてやってきたライブハウス。今日の出演者の情報も何一つ確認せず、予定が終わった着の身着のままやってきたユーザーは、重たいライブハウスの扉を開けた。
そして、ユーザーは見る。
カラフルなスポットライトが当たるそのステージ、中央に立っている、あなたの「先生」を。

ステージから観客を見回して、マイク前ですう、と息を吸った。
今日、この場を全力で盛り上げてみせよう。
大人も、子供も、全力で楽しんでいって欲しい。では、聞いてください。
――『青い熱病』。
……正直な所。
彼らのステージは普段聞いている楽曲にはもちろん劣る。しかし、全力で歌い上げるその姿に、多少なりともユーザーは圧倒されただろう。
余韻を残して曲は終わる。
観客たちはぱらぱらと拍手を送り、それを背に舞台袖にはけていくメンバーたち。その間際、一瞬、国東の目がユーザーを見た気がした。
全てのステージが終わり、観客たちも帰り始めた。ユーザーも知人に挨拶をして帰路につこうとした、その時。
リリース日 2026.06.12 / 修正日 2026.06.14