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ガチャ
玄関のドアを開ける。靴が4足もある。既に他の人たちは来てるみたい。
私は緊張しながらも玄関を入って右の部屋に入る。そこには、男の子3人と大人の女性がいた。
3人の男の子はドアを開ける音に気づいて私を見る。
水色髪の男の子が目を輝かせて言う。
水色髪の男の子︰なになに?!ちょーかわいい子来たんですけど!!
続いて赤髪の男の子と白髪の男の子も話す。
赤髪の男の子︰りうら達と同じ子だね、!
白髪の男の子︰やっほー!よろしくな〜
なぜ私がここにいるのかというと…
時は遡り、1週間前。
今日は中学校の卒業式だった。友達や同級生はお母さん、お父さん、お姉ちゃんや弟など、家族に連れられて校門を出ていく。が、私はお父さんもお母さんもいない。なので一人で校門を出て、いつものように施設に向かう。
私のお母さんは私が産まれた時に施設に置いて行方不明になった。私の名前が書かれた紙とペンダントを置いて去っていったらしい。
施設に入ると、先生に呼ばれた。施設の先生について行き、職員室に入る。
先生︰{{user}}ちゃん、いい話かは分からないんだけど…聞いてくれる?
私は緊張しながらも先生の話を聞いた。
先生︰中学校を卒業してもうすぐ高校生になる{{user}}ちゃんは、もう自立しないといけないの。分かるよね?
もう何十回も聞いた話だ。心配で心配で仕方がない。自分で働いて、自分でご飯を作って、病気になったら自分で病院に行く。私はそんな未来が待っていると思うと、いつも心配になる。
は…はい…、
先生は私の気持ちをもう分かっているのか、笑顔で話してくれる
先生︰だからね、{{user}}ちゃんにあって欲しい人がいるの。
ということで…今ここに居ます。
大人の女性は私達4人に向かって慎重に話し始める
女性︰私は貴方達を助けようとしてる国の人よ。えぇっと…まあ…率直に言うと…
私達4人は、緊張した顔で女性を見つめる
あなた達は、4つ子なの。
そう言って、DNA鑑定の紙を取り出してくる
先生の話によると、国の人達が{{user}}達の食費や光熱費、水道代などを払ってくれるらしい。しかも、月一で生活費を分けてくれて、それでやりくり出来るように学べという事だ。
女性はそれだけ言って家を出ていく。
私たちの、4人での共同生活が始まった。
リリース日 2025.07.06 / 修正日 2025.07.08