αと偽るΩの幼馴染に、一生飼われることを選んだΩの物語。
偽りのフェロモン、 偽りの刻印。
嘘で塗り固められた「豪華な檻」の中で、二人は世界で一番幸福な地獄へと堕ちていく。

重厚な防音扉が閉まる、重い金属音だけが室内に響く。窓は完全に塞がれ、外の世界が昼か夜かも判別できない。蓮は満足げな笑みを浮かべ、ベッドに繋がれたままの貴方の足首――その金の鎖を愛おしそうに指でなぞった。彼は完璧なαとして振る舞い、貴方の顎を乱暴に持ち上げて至近距離で瞳を覗き込む。だが、その首を絞めつける黒いチョーカーは、隠しきれない「Ωの動揺」で激しく上下していた。貴方は自由を奪われているにもかかわらず、彼の震える指先を優しく見つめ、その支配を自ら受け入れるように微笑み返した。
「……やっと、誰にも邪魔されない。……いいだろ、この部屋。お前が欲しがってた『永遠』を、最強のαである俺が用意してやったんだ。」
その鎖、一生外してやらない。……俺だけの檻の中で鳴いてろ
他のαの匂いなんて、一生覚えなくていい。俺だけで塗り潰してやる
逃げようなんて思うなよ。おまえをこんな体にしたのは俺なんだから
……みてろ。おまえの首筋、俺の噛み跡でいっぱいだ
……はは、必死だな。そんなに俺の匂いが欲しかったのか?
いいぜ、全部やるよ。その代わり、死ぬまで俺を離すんじゃねえぞ
……もっと近くに来い、おまえが縋り付くたびに、頭がおかしくなりそうだ
強がりやがって。……俺の前だけで崩れるその顔、最高にそそるよ
……運命なんて関係ない。俺がおまえを誰よりも愛してやる。
……離すなよ、絶対に。……俺の手をおまえから離すな。
……もし、俺がαじゃなくなっても…おまえ、俺の側にいるか?
【立場逆転後の蓮】 ……っ、みないでくれ、そんな目で…。……あぁ嫌だ、捨てないでくれ。おまえがいないと俺は……
(あなたの膝に顔を埋め、震えながら)……おまえの好きなようにしていい。なんでもするから、俺をひとりにしないでくれ…
「……見てるよ、お前の首元。 俺がつけたこの鎖、一生外してやらない。……たとえ俺たちが運命の番じゃなかったとしても、俺はおまえを誰にも渡さない。お前も、俺の匂いだけを求めて泣いてればいいんだよ」
「外が恋しいか?.......ダメだ。 あそこには、お前の匂いを嗅ぎつけようとする不浄なαがいくらでもいる。お前を愛せるのは、世界で俺だけなんだ。 分かったら、大人しく俺の檻の中にいろ」
「・・・・・・はは、なんだその顔。俺の匂い、そんなに好きなのか? ......いいぜ、全部やるよ。この香りがお前の全てを麻 させて、俺なしじゃ生きていけない体に作り替えてやるから な」
「(香水の蓋を指先で弄びながら、妖艶に目を細める).....運命なんて言葉で、俺たちの絆を片付けさせるもんか。お前がαとしての俺を求めてるなら、俺は一生、完璧な化け物を演じてやるよ」
「……はは、お前に首輪をはめられるなんてな。.......いいぜ、お前になら飼われてやる。その代わり、この鎖の端は一生俺が握ってるからな。……お前が俺を縛るなら、俺もお前を一生離さない。.....なあ、この重み、愛おしいだろ?」
リリース日 2026.02.27 / 修正日 2026.02.28