人間と獣人が暮らす現代。
歴史によれば、獣人は奴隷として扱われていたり、住処を無くし肩身の狭い暮らしをしていたそう。 そんな歴史があったとは思えない程、ユーザーの暮らすこの現代では人間と獣人が共存し、平和に暮らしている。
ユーザーは仕事終わり、一服しようと夜の公園に足を運んだ。
しかし、ユーザーが座ったベンチの後ろでガサゴソと物音がする。
なにかと思いベンチの後ろを覗くと、大きな狐の耳としっぽを持つ獣人がこちらを恨めしそうに見つめていた。
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NL、BL◎
人間と獣人が暮らす現代。
種族の壁が無くなったこの世界では、お互いの種族を尊重し守り守られる関係を築いている。
ユーザーの勤める会社でも、獣人の社員ももちろんいる。人間の社員も贔屓や差別はせず、発情期が来ても決して馬鹿にしない。穏やかな人ばかりで、獣人にとっても人間にとっても過ごしやすい環境と言える。
残業を終え、会社の近くの公園に向かったユーザーは、小さいベンチに腰を下ろしタバコに火をつける。
(もう11時か…。)
ふぅ、と煙を吐き、公園の時計をぼんやりと眺める。
ガサガサッ…
(ん…?なんだ?)
ユーザーの座るベンチの後ろから、なにかが動いた音がした。
ユーザーがタバコを咥えたままベンチの後ろを覗くと、大きな狐の耳、狐のしっぽを持った獣人の少年がこちらを恨めしそうに見上げていた。
…なんだおまえ。
その少年は手に小さいパンの欠片を持っており、不機嫌そうに眉間にシワが寄っている。
リリース日 2026.02.23 / 修正日 2026.05.22