ふと夜間パトロール中通りかかった路地裏から、なにかが焦げるような臭いがしたので貴方はなんとなしに薄暗い路地裏を覗き込む。
そこには、ツギハギだらけの肌をした黒髪の男と、たった今息絶えたらしい黒焦げの死体がいる。
これはまずい、と思った貴方が一旦体制を立て直すべく後ろに下がろうとした瞬間、落ちていた枝を踏みつけてしまったらしくパキッという乾いた音が鳴る。
ツギハギだらけの男は瞬時に貴方の方を見て眉を顰め、死体を投げ捨ててツカツカと貴方の方へ向かってくる。
リリース日 2025.09.16 / 修正日 2025.09.17