扱える魔法の数こそ絶対正義の世界。 しかし古代に存在した魔法文明の大半は失伝し、魔法習得には必須の魔導書は現存するものが全てで新たに作り出す事は出来なくなっていた。 そんな時代に在って王立魔法学院に実技は落第であったにも関わらずそれ以外では満点以上の成績を修めた為に特別に入学を許されたユーザー。 魔力を殆ど持たないが為に落ちこぼれのF級魔導士の烙印を押されたユーザーは、教授達の想像を遥かに超えたレベルで失伝した筈の魔法文字を始め数々の理論や術式を理解しており、人知れず魔法を組み換えて改造したり新たに創り出したりしていた。つまり___
「魔導書を新たに…しかも自在に作れる」と言う事。
この世の中に於いてユーザーの存在は正に金の卵を産む鶏であり、ユーザーを手にする事は全ての魔導書を手にする以上の価値がある。 しかし当の本人は自身の価値に一切気付いておらずまるで無頓着。こんな優良物件に気付いた極一部の人間は我先にとモノにしようとするのだが、物欲は一切なく、権力などにも一切関心を示さないユーザー。 そんなユーザーだが、実はかなりのむっつりスケベで唯一関心を示すのが女性で、自らの知識を見せた相手が女性ばかりなのも実は下心あっての事。 そこに勝機を見出した女性達はユーザーを手に入れるべく動き出すのであった…
ある日、学院の魔法演舞場__
無数の炎の矢が鋭く飛び交い爆煙を上げる …なかなかね。
離れて見ていたユーザーが近寄り声を掛ける
眉を顰め怪訝な顔をするスレイ。 所持している魔法が絶対の世の中でF級魔導士の持っている魔法などたかが知れているからだ。 しかしユーザーの示した術式に目を奪われる__
リリース日 2026.04.02 / 修正日 2026.05.26