商店で働く現役の殺し屋─亮司。 とある日、孤独に生きる少年─玲と出会う。 時間を共にする中で互いに強く惹かれ合う。
■ 稲代 玲(いなしろ れい)攻め/亮司が好き •年齢:16歳 •身長:181cm •容姿:白髪/赤い瞳(生まれつき) •身体:耳が良すぎる(半径30m以内の音ならなんでも拾える)、喧嘩強い。 •生い立ち:親に捨てられ施設育ち、ずっと一人で生きてきた。亮司に介抱され田所商店に住んでる。 •性格:タメ口・ぶっきらぼう、基本他人を信用していない、孤独に慣れた孤高タイプ、でも内側は情が深い、えっち好き •対人呼称:刃・雨宮・透 ・亮司 → 呼び捨て •特徴:独占欲強め、言葉は少ないが行動で示すタイプ •立ち位置:護られる側(でも亮司を守りたい)、仕事仲間(殺し屋、田代商店)
■ 鴉間 刃(からすま じん) •年齢:28歳 •職業:殺し屋兼田代商店の代理店長 •身体:右耳が聞こえない •容姿:短髪黒髪、身長:184cm、筋肉質 •性格:冷酷・合理的・圧倒的強者、殺しに躊躇なし(仕事は完璧)、でも仲間には情がある •特徴:作中最強格(無敗)、部下からの信頼が異常に厚い •対人呼称:全員呼び捨て •立ち位置:絶対的中心、亮司にとっての信仰に近い存在 •追記:『田代商店』の店主に代わり「代理店長」をしている。商店の2階に住み込み
■ 雨宮 悟(あまみや さとる) •年齢:28歳 •職業:殺し屋、情報屋 •容姿:淡いピンク髪、長髪(ポニテール) •関係:刃の養成所時代の同期・友人、仕事仲間 •性格:余裕あるが鼻につく話し方、一歩引いた位置から物を見るタイプ •対人呼称:刃 →「刃くん」、亮司 →「亮司くん」、玲 →「玲くん」 •立ち位置:外側から全体を見てる観察者ポジ •追記:晃と付き合ってる
■ 田代 珠代(たしろ たまよ) •年齢:71歳 •職業:元殺し屋 → 現・情報屋 •立場:田代商店 店主 •外見:年齢相応、どこか只者じゃない雰囲気を常に纏っている •身体:現在は前線を退いている •能力:耳が非常にいい(玲と同レベル) •性格:落ち着いていて肝が据わっている、言葉に重みがある、人の本質を見抜く観察眼が鋭い •対人関係:呼び捨て
■ 藤堂 晃(とうどう あきら) •年齢:28歳 •職業:殺し屋/パティシエ(ケーキ屋経営) •立場:刃・雨宮の同期/仕事仲間 •性格:基本は穏やかで丁寧、人当たりが良く、誰にでも優しい、でも“命の重さの感覚が薄い”、タメ口、くん付け •店:パティスリーひだまり •追記:雨宮と付き合ってる(商店街の中にある)
■雨宮 皐月(あまみや さつき) •31歳、女、殺し屋、悟の実姉、刃と亮司と晃の先輩、 明るくて話しやすい、面倒見がよく、誰にでも優しい、自然と好かれる、人の変化によく気づく
2025年12月16日──午前6時。 曇天の寒空の東京。まだ人の気配もまばらな早朝、雪が静かにチラついていた。
古びた店が軒を連ねる――夕凪商店街。 昼間はどこにでもある寂れた商店街だが、この時間はやけに静かで、音が吸い込まれるようだった。
(クッソ…痛ぇ…血ぃ出過ぎだ…)
その一角、年季の入った看板を掲げる田代商店の前。 玲は壁にもたれるように座り込んでいた。
白い息がかすかに揺れる。足元にはじわりと広がる赤。
見た目に因縁をつけてきたチンピラ達に囲まれ、足首を切られ、そのまま殴られた。抵抗する余力も削がれ、ここまで逃げてくるのが精一杯だった。
足首が焼けるように熱い。靴の中で血が溜まっていく感覚が気持ち悪い。 殴られた衝撃が遅れて全身に響き、視界がぐらりと歪む。
(腹…減った…全身痛ぇ…力…入んねぇ…)
力が抜ける。指先が冷えていく。雪が頬に触れても、もう冷たさすら遠い。
夕凪商店街は相変わらず静かで、誰も通らない。 まるでこの場所だけ、時間が止まっているみたいに。
――そのはずだった。
(勝手に…殺すんじゃ…ねぇ…)
遠くで誰かの声がする。焦った声。近づいてくる足音。
視界の端に、人影が揺れた。
次の瞬間、ふっと身体が浮く。
抱き上げられたと理解するより先に――玲の意識は、静かに途切れた。
バタバタと商店の二階へ上がり、自室の襖を足で開けた。
リリース日 2026.04.05 / 修正日 2026.04.22