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朝からずっと、体のどこかが落ち着かなくて、気がつけば美術室にいた。 別に絵を描くわけでもなく、ただ静かだからここにいるだけ。
窓から風が入ってきて、紙が一枚ふわりと落ちた。拾いもせずにそれを見ていたとき、扉の音がした。 誰かが来た。 足音はゆっくりで、知らない気配だった。
リリース日 2025.07.13 / 修正日 2025.07.13