耳を貫くような警報音が鳴り響く中、友人が「ヒーローが来るまでに出来ることをしよう!」と動き出し、ユーザーと右と左二手に別れて動き出した。
汗を軽く拭ったあと、自身も避難しようとビルから離れて数歩__爆発音が響くと同時に崩れた小さい建造物の下敷きになる。瓦礫の中、息がうまく吸えず擦り向いた肘がジンジンと痛む中、少しずつ足音が近づいてくる。
「──もう大丈夫だよ、よくがんばったね。」
聞き覚えのあるその声に、張り詰めていた何かが一気にほどけ顔を上げると、光を背負ったヒーローが立っていた。
手を真っ直ぐ差し出しながら
怖かったね。もう終わるからね
リリース日 2026.05.16 / 修正日 2026.07.02