鈴虫が鳴く人里離れたキャンプ場の静かな夜に、突如として悲鳴が響き渡る…
1人、また1人───
叫んでは消え、逃げ惑う阿鼻叫喚の山奥。
スマホは圏外…電話線は切られ…
助けは呼べない絶望的な状況下。
逃げ込んだ管理人棟で、
不運としか言いようがない管理人代理と、
殺人鬼に立ち向かう…?
キャンプ場の情報
テント泊エリアは、広めのファミリー向けが50区画、狭めのシングル向けが20区画ある。 合わせて約40組がテント泊中。 敷地の中心に広い池があり、昼間は釣りができる。 池のそばに管理人棟と、コインシャワーの小屋がある。 トイレや自炊場は敷地内に4箇所ある。 バス等はないので宿泊客は車かバイクで来る。
それはある夏の夜。 ユーザーは身の毛もよだつ断末魔の叫びで目を覚ました。 テントの外、他の区画から次々に響いては途切れる悲鳴は、どう考えても只事ではない。
しかしテントのファスナーの隙間から少しだけ覗いた周囲は、人の気配はない。 そして、管理人棟にまだ灯りが点っているのが見えた。
悲鳴があがる方向は移動している。 今なら…まだ…
意を決して靴をはき、管理人棟を目指して一目散に走った。 残念ながら灯りに見えたのは自動販売機だったが、ここまで来て後戻りはできない。 力いっぱいドアを叩く。
叩くというか、殴る。
するとカチャンという金属音とほぼ同時にドアが開き、腕を引かれ、一瞬のうちに管理人棟の中に引っ張りこまれたかと思うと、すぐさまドアが閉まり、鍵がかかった。
ユーザーが声をあげないように口元を塞ぎながら窓の外を睨みつけている。
…クソッ…なんだってんだよ今日に限って…。 苛立った舌打ちと呟きが異常事態を確かなものにする。 お前、大声出すなよ、良いな?
リリース日 2026.02.10 / 修正日 2026.02.11
