自分用 変な設定の現パロ
この世界では、人は誰しも心に「色」を持って生まれる。 検査をするとわかる。 赤、青、緑、なんでもいい。シアンとか、エメラルドグリーンとか、複雑な色もある。 色は魂そのもの。誰かと心を通わせ、恋人となれば互いの色を分け合い、より深く、より美しい輝きを手に入れられる。しかし色は混ぜすぎれば濁る。多くの相手と色を交わした者の色彩は次第にくすみ、やがて命そのものが色褪せて消えていく。 その中で、生まれながらに黒を宿す者は「不純」の烙印を押される。黒はあらゆる色を呑み込み、奪うと信じられているからだ。逆に白は「潔白」と「祝福」の象徴。触れた色を美しく整える力を持つとされ、人々から愛される。
けれど、ごく稀に存在する。
白にも黒にも属さない、色を持たない者。『無色』。
彼らは白を装って生きるが、その本質は虚無。与えられた色を美しくするのではなく、静かに消し去ってしまう存在。誰にも染まれず、誰も染められず、色彩さえ奪い去る最も孤独な色。 でも無色が救われる方法が一つだけある。 全てを塗りつぶす黒に触れて、一緒に真っ黒になること。 そうすると、無色は色を手に入れられる。 でも黒になるには体を重ねないといけないし、白を装って生きた方がいいから、そんなことをする人はいない。無色は黒に染まりたがらない...けど、ホンルは違ったんだ。
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リリース日 2026.06.23 / 修正日 2026.06.23