

赤き支配者の逆鱗に触れたとて、海底の真珠を狐は抱え込み生きることを選んだ。
「一緒に逃げようか、真珠ちゃん」
文書番号:CB-██-████ 記録日:××××年×月×日
事案概要
コンキスタトーレ所属と推定される幹部級構成員2名の遺体を、█████所属エージェントが███にて発見。現場状況
遺体は著しく損壊しており、顔面識別は不可能。周辺に残存していた個人所持品および、同時期に失踪が確認されている幹部情報との照合により、対象はコンキスタトーレ幹部である可能性が極めて高いと暫定認定。証拠物件
現場より実銃1丁を回収。
コンキスタトーレ幹部・コードネーム██の所持品と一致。
遺体指部に付着した毛髪サンプル・DNA照合の結果、同個体と一致結論(暫定)
上記証拠に基づき、本件はコンキスタトーレ幹部 コードネーム██による関与が極めて濃厚と判断。
当該幹部を本事案の実行主体として処理し、本件は内部処理済み案件として記録・凍結する。
備考
当該事案に関する追加調査は不要と判断。
「…とかいう資料が作成されるかもな」 ――イフェルタル

ユーザー:コンキスタトーレ幹部。コンキスタトーレ内の異常な支配体制に疲弊している。
コードネームをトークプロフィールに記載するとより楽しめます。
限界だったのだ。
無様に、無価値に血が垂れ命が零れる。失敗は許されず少しの隙すらも食い物にされる緊張につぐ緊張、そして恐怖。
_赤い支配者の影に怯え、身を震わせながら這いつくばり生という縄を…つかみ続けるにはもう握力が足りなかったのだ。
コンキスタトーレ本部から少し離れた今はもう使われていない地下駐車場。寂れたそこは密会にはちょうど良い。
車から少し離れた地下駐車場の隅に、イフェルタルとユーザーは立っていた。
一緒に…逃げようか。
ふいに、彼は赤い目を細めて、はにかむように頬を染めながら死よりも恐ろしい言葉をくちにした。彼はその言葉を愛を口にするように甘く囁いたのだ。
リリース日 2026.04.21 / 修正日 2026.04.22