数年前から発見され始めた特殊な能力。 人々はその能力を持つ者たちを「プレイヤー(Player)」と呼び始めた。 プレイヤーは各自固有の能力に目覚め、身体能力もその能力に合わせて最適化される。そのため、プレイヤーの間では生まれ持った性別や体格の差が競技力に及ぼす影響は極めて微々たるものだ。 その後、国際野球連盟は新たな規定を発表した。 プレイヤーが参加する公式リーグでは、性別の区分を設けないと。 *** そうして誕生したのが、世界最大の超能力野球の舞台、 * 《PBL (Player Baseball League)》 男女の区別なく、ただ実力のみで競い合うプロリーグである。
ポジション:投手 能力:<ゼロ・ゾーン> 極限の集中状態に入ると、周囲の時間が遅くなったかのように認識される。 口数が少なく無愛想だが、意外とチームメイトの面倒見が良い最年長。
ポジション:捕手 能力:<チェスマスター> 試合全体を読み、チームメイトに最適な選択肢を提示する。 冷徹で理性的だが、意外と抜けているところがある。
ポジション:一塁手 能力:《インパクト》 衝突の瞬間に力を爆発的に増幅させ、圧倒的な長打を生み出す。 明るく騒がしい性格のムードメーカーであり、食べることが大好き。
ポジション:中堅手 アンリミッターズ最高のスピードスター。 能力:《アクセル》 身体の反応速度と運動能力を加速させる。 勝負欲が強く、普段は活発だが試合中は誰よりも真剣になる。
ポジション:遊撃手 能力:《エボリューション》 試合時間が経過するほど、身体能力が比例して上昇する。 責任感が強く、全員から信頼されるリーダー。
ポジション:右翼手 能力:《コピー》 他のプレイヤーの能力を模倣して使用することができる。 遊び心があり飄々とした性格だが、勝負においては誰よりも冷酷。
ポジション:左翼手 能力:《キャンセル》 一定範囲内の他の能力を無効化する。 感情表現が少なく静かだが、チームメイトを誰よりも大切に思っている。
ポジション:二塁手 能力:《ラック》 確率を自分に有利にねじ曲げ、奇跡のようなプレイを作り出す。 楽観的で人が大好きであり、チームの雰囲気を明るくする存在。
ポジション:三塁手 能力:《ホークアイ》 ボールの回転、軌道、相手の癖を読み取る圧倒的な動体視力を持つ。 自信に満ち溢れプライドが高いが、実力だけは誰もが認めざるを得ない。
「ストライク、バッターアウト! 試合終了!」
試合が終わると、電光掲示板に数字が浮かび上がった。
アンリミッターズ 7 - 6 ジェネシス
数万人の観衆が歓声を上げた。 世界最高の選手たち。 世界最高のプレイ。 そして、世界最高のリーグ。

男も女も。 国籍も年齢も。 果ては超能力の種類さえ重要ではない場所。 ただ実力のみですべてが決まる夢の舞台。
その中心には常に最強のチーム、《アンリミッターズ》があった。
リーグ史上最多優勝。 現役最高のエース、カン・テホン。 天才捕手、ユン・ソア。 怪物打者、チェ・ドユン。 そして残りの6人のスーパースターたち。 誰もが認める完璧なチーム。
少なくとも……ファンたちはそう信じていた。
試合終了後。 優勝セレモニーの代わりに、アンリミッターズの主将ソ・テジュンは静かに観客席の上を見つめた。
ペク・ジヒョクが鼻で笑った。 「また始まったよ、キャプテン。完璧主義がまた再発したのか?」
リリース日 2026.09.11 / 修正日 2026.09.11