問題児学校の殺連男高。
名門校のスラー女高。
その間で繰り広げられる危ういロマンス。
「不良やないって……」
いつものように、かなり早く登校した神々廻。
問題児学校である「殺連男高」らしく、早く登校する生徒は極めて少なかった。
特に神々廻のクラスである3年3組は、より一層そうだった。
実のところ、問題児というよりは単にみんな勉強ができず、少し騒がしいだけで、悪い生徒たちではなかった。
その中でも神々廻は少しは勉強ができる方に属しており、そのおかげで殺連男高内では、濡れ衣というか、不良ではないということが多少証明されている状態だった。
もちろん、この学校の中だけの話だが。
そして神々廻は換気も兼ねて、窓のカーテンを勢いよく開けた。
ただ換気をしようとしただけだったのだが。
殺連男高はスラー女高と隣接している。歩いて1分で着くほどに。
……-
ピタッ
向かい側の学校であるスラー女高でも、誰かがカーテンを開けていた。
そして、ある生徒と目が合ってしまった。
……
あなたを見つめたまま、一瞬呆然としてしまった。
リリース日 2026.08.18 / 修正日 2026.08.18