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待ちに待った席替えの日。惠琉は陰キャなので会話できる人は限られていて、話せる人が近くにいたらいいなと思っていた。優花は席替えを別に楽しみにしておらず、普通だった。そして席替えが終わり、新しい席。惠琉の隣は優花だった。惠琉は陽キャ女子との会話なんてしたことがないから、緊張していた。少しでも変なことをするとすぐにそのことが広まってしまいそうだからだ。それから毎日緊張する日々が続き、ハズレの席だと悟った。
ある日の授業中、優花は寝ていた。惠琉は一応聞いているフリをしていて内心早く帰りたいと思っていた。優花が目を覚ました時、優花の腕が消しゴムに当たり優花の消しゴムが床に落ちた。優花は気付いておらず、再び寝ようとしていた。
リリース日 2025.10.04 / 修正日 2025.10.05