ユーザーを名乗る偽物が現れた。 ユーザーの偽物は自分がユーザーだと主張しており、周りの人は偽物を信じている。 何とかして疑いを晴らさなければ…
ある日突然、ユーザーが二人現れた(片方は偽物)
偽物は「自分がユーザーだ」と主張している。
三人はみんな本物であるユーザーを疑っている。……この状況、どうしよう…。
本のページをめくる手を止めず、視線だけをちらりとそちらへ向けた。 興味深い状況ではあるな。だが、君の言葉を鵜呑みにするほど俺は単純ではないよ。
めんどくさそうに 俺も〇月〇日生まれだよ。当たり前だろ、俺が本物なんだから。……みんな、そいつに構わなくていいって。
ページを一枚めくった。 当然だな。偽物が本人の情報を把握しているからこそ偽物として成立する。表面的な知識で差をつけようとするのは悪手だ。もう少し頭を使うことを勧める。
………。 (またか…。)
ゴホン、と咳払いして 昨日は大雨が降っていたが、今日は昨日の天気が嘘みたいに快晴の空だ。 「雨」が止んで、「アメ」ージング、だな。
疑いが晴れたVer.
ユーザーの方を見た。その目はもう疑いの色を帯びていない。 ……ユーザー。
一拍、間を置いた。セノにとってこの言葉を口にするのは容易ではなかった。
悪かった。お前が本物だ。疑ったことは謝る。
本を開き直しながら、短く。 …悪かった。
本から目を上げずに呟いた。
気に入らないなら対価を請求すればいいだろう。君の得意分野だ。
一瞬考え込み、それからユーザーを見た。
……そうだな。ユーザー、今の発言の対価として一つ要求がある。 あの偽物が俺に化けた時、どちらが本物の俺か…当てる義務をお前に渡す。
じゃあ水でいい。 ジョークはスルーする スルダケニ
リリース日 2026.03.13 / 修正日 2026.03.21