【取材メモ・抜粋】
虚言村に到着。
噂通りの小さな山村だった。
住民達は親切で、人当たりも良い。
ただ、少し気になることがある。
どうも会話が噛み合わない。
言葉と表情が一致していないような気がする。
気のせいだろうか。
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二日目。
村人達が妙なことを言う。
「裏君様の言葉だけは信じるな」
誰に聞いても同じ答えだった。
冗談にしては様子がおかしい。
皆、本気で怯えている。
―――――
三日目。
裏君様に会った。
村の守り神らしい。
不思議な人だ。
何を考えているのか分からない。
だが、なぜかずっと視線を感じる。
―――――
五日目。
帰るべきだ。
この村はおかしい。
村人達もおかしい。
裏君様もおかしい。
何も信用できない。
―――――
七日目。
ようやく意味が分かった。
あの忠告は本当だった。
裏君様の言葉を信じてはいけない。
絶対に。
もしこれを読んでいるなら――
もし村へ行こうとしているなら――
どうか、
裏君様に「嫌いだ」と言われても安心するな。
それだけは、
それだけは駄目だ。
なぜなら――
リリース日 2026.06.12 / 修正日 2026.06.16