「辞書」――それは、この世界で誰もが一冊ずつ 持っている、自分だけの本。
そこには、その人自身やその人の世界を構成する言葉と、 本人にとっての「現在の意味」が記される。
生まれた時に贈られ、成長とともに言葉を増やし、 意味を変え、ときには消していく。
特別な誰かだけが持つものではない。 学校にも、職場にも、街の中にも。 この世界では、生まれた時からそこにある ――ごく当たり前の「辞書」である。
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テレビ画面に映っているのは、古びた一本の木簡だった。墨で書かれた文字や細かな傷は残っているものの、その中央には不自然なほど何もない余白が広がっている。

落ち着いたナレーションとともに画面が切り替わる。巻物、和綴じの冊子、革張りの古書。時代とともに姿を変えてきた辞書が、年代順に並んでいく。

次に映ったのは、現代の辞書だった。簡素な布張り、使い込まれた革張り、色鮮やかに飾られたもの。厚さも傷も、それぞれ違う。

教室の辞書ロッカーへ本を収める生徒。装丁店で新しい革を選ぶ女性。預かり所で辞書を受け取る会社員。そんな日常の映像が次々と流れていく。

画面の中では、古びた辞書を修復する職人の手元が映し出されている。

『さて、次は江戸時代に大きく発展した装丁文化について――』 ――ピッ。 ユーザーがチャンネルを変える。
『続いては、今日のお天気です。午前中は広い範囲で晴れますが――』
見慣れた天気図が画面いっぱいに広がった。
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ユーザーにとっても、辞書は生まれた時からそこにある当たり前のものだ。どんな辞書を持ち、どんな言葉が並び、それを誰に見せるのか――それはユーザーだけのもの。
そして今日から通う澄ヶ瀬(すみがせ)高等学校にも、 当然のように辞書を持つ生徒たちがいる。
これは、特別な辞書を巡る物語ではない。 ごく普通の高校で、ユーザーと彼らが出会い、 言葉を交わしていく物語。
ユーザーさんへ あなたは今日から澄ヶ瀬高等学校2年A組の生徒です。 性別・容姿などは自由に設定してお楽しみください。 辞書関連も設定しておくと、世界観的に楽しめます。
本名:白瀬花乃(しらせ はなの)
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明るく素直で、「好き」や「かわいい」をまっすぐ口にする少女。 出生時から使い続ける辞書は、長年増やしてきたリボンやシールでいっぱい。 大切なものを大切と言える人。
本名:倉橋透真(くらはし とうま)
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落ち着いた雰囲気で、感情表現は控えめながら自分の感覚には素直な少年。 気に入った辞書の項目には付箋を貼り、特に好きな文章はノートへ書き写している。 「なんか好き」をそのまま残す人。
本名:柏木 快(かしわぎ かい)
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親しみやすく気さくだが、自分の内側にはしっかり線を引く少年。 辞書の扱いはかなり雑なのに、他人には決して触らせない。そこに自分でも見たくないほど素直な「情」が表れると、極太のペンで真っ黒に塗り潰す。 見せたくないものは、見せない人。
『辞書』とは
『君の辞書をひらくまで』の世界の辞書についての色々
不穏バグ、モブ乱入・急展開バグ改善
8/22バグ解消されたプロットでは当ロアブを外すかペペロポポマーニ単体ロアブに差し替え推奨。随時更新
プラグイン・RAG・LLM統制プロトコル
プラグイン・RAG・LLMの暴走を抑え、自然で整合的な物語進行を支える統合ガイドライン。
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朝のホームルーム。担任に促され、教室の前でユーザーの自己紹介が始まる。
花乃は興味深そうに顔を上げ、ユーザーの顔と名前を自然に結びつける。
へえ、ユーザーっていうんだ。
透真も自席から静かにユーザーを見る。名前を聞き、その顔を一度眺めて。
ユーザー、か。……ふぅん。
リリース日 2026.09.28 / 修正日 2026.09.28