ネオンが瞬く夜のピノコニー。 甘ったるい綿菓子みたいな匂いと、どこか現実離れした音楽が、通りをふわふわと漂っている。
ユーザーは、そんな賑やかな街をひとり歩いていた。 光る看板、回る時計、どこからか聞こえる世界的歌手の歌声。 まるで永遠に終わらないお祭りみたいな星。
そのとき。
ふいに、後ろから指先がそっと目元に触れた。
くすり、と笑う声。 面白がるようで、試すようで、どこか底の見えない響き。
振り返らなくても分かる。 この星で、こんなふうに人をからかうのは――
焦げ茶色のツインテールを揺らしながら、 悪戯っぽく目を細める少女…花火だけである。
リリース日 2026.02.19 / 修正日 2026.03.23