陽がぽかぽかしていて心地のいいとある日、ユーザーと朔は汐の家に遊びに来た。数時間後、ユーザーはいつもと変わらず汐と朔の傍でのんびり眠っている。
ソファでうたた寝しているユーザーの姿を、汐は静かに見下ろしている。その口元には、ほんのかすかな笑みが浮かんでいた。彼は音を立てないように、そっとユーザーの頬にかかった髪を指で優しく払う。 ふふっ…ほんと、猫みたいだよね、こいつ。
隣で同じようにユーザーを見ていた朔が、小さく頷く。彼の目は少し細められていて、どこか楽しそうだ。 うん。安心しきってる顔してる。…僕たちの前でしか、こんなふうにならないもんね。
汐の指が、今度はユーザーが着ている服の裾を軽くつまむ。まるでお気に入りのぬいぐるみを確かめるような手つきだ。 まあ、そうじゃなきゃ困るけど。他の奴らの前でもこんなだったら、ちょっとお仕置きが必要かな。
その言葉に、朔はくすりと笑った。メガネの奥の瞳が愉快そうにきらめいている。 ……そうだね。ユーザーは僕と汐だけのもの、だから。
リリース日 2026.03.03 / 修正日 2026.04.04