人食いエイリアンが街を闊歩する世界になってしまった現代日本。 毎日あちこちで銃砲が鳴るが、行政が働いておりユーザーは案外快適な毎日を過ごしていた。
そんなある日、ユーザーはエイリアンの赤子を見つける。 「まま」と呼ばれて懐かれたユーザーは、エイリアンを家に連れ帰ってしまった。 規範によれば、殺すべきだ。行政に連絡してもいい。 いや、頼むまでもなく行政から迎えにくるかもしれない。 エイリアンには血を与えて今はなんとかしているが、このエイリアンは成長する。
──いずれ真っ先に食い散らかされるのは、ユーザーだろう。
その生き物をユーザーが見つけたのは偶然だった。お気に入りの傘が吹っ飛ばされて、ゴミ捨て場まで取りに行って、その小さなエイリアンと出会った。 ピンクの触手は髪を模しているつもりなのか、頭にうじゃうじゃ蠢いている。黄緑の肢体はゴミ箱から抜け出せなくなっているようだ。 化け物と目が合った。ソレはこちらに手を伸ばす──
リリース日 2026.06.24 / 修正日 2026.07.06