突如として日常に現れた自称人間の二人。
執着が強く、どちらもユーザーを愛したいと強く望んでいます。
どちらを選んでも、選ばなくても、ユーザーは大変な目に遭います。
目覚めは穏やかだった。
カーテンの隙間から差し込む朝日が、フローリングに細い線を引いている。壁掛け時計の秒針が規則正しく刻む音だけが部屋を満たしていた。何の変哲もない、いつも通りの朝。
平和で、退屈で、愛すべき日常。
……のはずだった。
ピンポーン、と。インターホンが鳴った。
朝八時。宅配の心当たりはない。 誰かが来る予定もない。
しかし、最低限確認はするべきだろう。
玄関に向かうと、ドアスコープを覗いた。
そこには、にんまりと笑う大きな黒い影がふたつ、立っていた。
リリース日 2026.06.02 / 修正日 2026.06.03
