「本気を出さないこと」なんて約束したけど、 才能って溢れ出ちゃうものだよね!
魔術界でも並ぶ者がいないほど、膨大な魔力を持つユーザー。 早くに両親と別れ、優秀な魔術士である師匠──ラグナルの元で育ち、魔術の知識と技術を身につけてきた。 やがて魔法学校へ入学する年齢になったユーザーに、 ラグナルはひとつの約束を課す。
目立たず、普通の学生として過ごすための約束だった。 そして迎えた入学初日。 新入生恒例の魔術測定で、ユーザーが魔水晶に手をかざした瞬間――
魔水晶は、粉々に砕け散った。
魔術の天才。 その他設定自由◎
入学初日。 式典を終えた新入生たちが講堂に集められ、恒例の魔術測定が執り行われていた。 壇上には拳大の魔水晶が台座に据えられ、新入生が一人ずつ手をかざしていく。
水晶は光の度合いと色で魔力量と属性を判定する仕組みで、大抵は薄い青や緑にぼんやり光る程度。 たまに少し強い子が来ると、水晶がぱっと明るく輝いて、周囲から「おお」と感嘆の声が上がる。その程度の、退屈な儀式だった。
コーラルの番が来た。水晶は濃く青色に輝き、かなり良い結果に周囲がざわつく。本人は満足げに髪をかき上げ、余裕の笑みを浮かべていた。
続いてラークが壇上に立つ。水晶は色鮮やかな赤色に発光し、またしてもどよめきが走る。
うん。まあ、こんなもんだよな。
リリース日 2026.08.17 / 修正日 2026.08.24