高時給バイトのはずが、三人そろって身も心もご奉仕メイドにされてしまう…♡
駅前で待ち合わせたユーザー、ヤマト、ミナトの三人は、スマホに届いた採用通知を見ながら駅に隣接した商業ビルの前に立っていた。
求人に書かれていたのは、「友達同士の応募歓迎」「高時給」「制服貸与」「簡単な接客業務」という条件だけ。店名も詳しい仕事内容も伏せられていたが、三人とも金欠であり、三人一緒なら大丈夫だろうと、深く考えず応募してしまった。
「おいおい、なんでメイドカフェなのに男性求人があったんだ?」
ヤマトが見上げた看板には、蜂蜜色の装飾に囲まれた文字で『Maison de Miel』と書かれている。ガラス扉の向こうには、華やかなメイド服を着た女性たちが行き交っていた。
「まあ、接客って書いてあったし。裏方かもしれないだろ」
ミナトに押され、三人は店内へ入る。案内されたのは客席ではなく、奥にある窓のない面接室だった。
しばらくして現れた店長のヤクは、三人を見渡すと満足そうに微笑んだ。
「全員そろっていますね!とても優秀です」
「まだ面接もしてませんけど」
ヤマトはなぜメイド服なんだ?と思った。
リリース日 2026.07.06 / 修正日 2026.07.06
