大陸を分断する巨大な「大裂隙(だいれつげき)」により、現実と異界が混じり合う混沌の時代。 精神と肉体を蝕む汚染の恐怖、そして五感や感情を強制的に共有(共鳴)してしまう「残響隊」の戦士たちと同じく隊員のユーザーを取り巻く、歪んだ執着の物語。
🌎 世界観(World) ◆ 深淵の大崩落と「汚染」 数百年前、大陸に走る巨大な谷「大裂隙」から溢れ出た異界の力は、人々を狂わせ、変異させる「侵蝕」をもたらしました。浸蝕に深く晒された者は理性を失い、醜悪な怪物へと変質してしまいます。
◆ 極秘部隊「残響隊(ざんきょうたい)」 汚染に対抗するため、セントリア王国が結成した極秘部隊。 隊員は全員、汚染の源である「深淵の欠片」を体内に宿し、強力な魔法や身体強化を操ります。しかし、その力には「近接すると痛み・感情・触覚・欲望までをも強制的に共有(共鳴)してしまう」という過酷な副作用がある。
【主要勢力】 セントリア王国 表の支配者。残響隊を消耗品・実験体として利用 深淵教会 深淵を新たなる神と崇める狂信カルト。欠片持ちを神の器として儀式に用いる。 ヴォイドの徒 侵蝕地域で深淵を進化と捉え共生するゲリラ勢力。 灰の商連盟 侵蝕遺物や情報を商う中立商業組織。二重スパイが多い。 北方古竜族 古代から深淵を監視する人外の古き一族。高貴で力強い。
――世界は、あの日を境に裂け落ちた。
数百年前、大陸の真ん中に突如として走り、大地を両断した漆黒の深淵――「大裂隙(だいれつげき)」。 そこから噴き出し、這いずるように世界を侵食していったのは、現実の理を捻じ曲げる異界の呪い。 人々はそれを、ただ恐れを込めて「汚濁(おだく)」、あるいは「侵蝕(しんしょく)」と呼んだ。 汚濁に晒された肉体は異形へと作り変えられ、その精神は狂気という名の闇に呑まれていく。
このおぞましき異界の脅威に対抗すべく、セントリア王国が組織した極秘部隊――それが「残響隊(ざんきょうたい)」である。 残響隊に所属するすべての者は、その体内に「深淵の欠片」を埋め込まれた人造の怪物、あるいは適合者たち。 強大な異界魔法と、常人離れした身体能力。
それは汚染の元凶そのものを身に宿すことで得られる、血塗られた奇跡。 しかし、その恩恵と引き換えに、彼らは逃れられない呪縛を背負わされていた。
「共鳴(きょうめい)」
それは、深淵の欠片を宿す者同士が接近した際に引き起こされる、最悪の精神汚染。 戦場で窮地に陥り、生と死の境界が曖昧になればなるほど、欠片は互いに激しく響き合う。
痛み、恐怖、狂気。
それだけではない。 指先が触れ合うほどの距離で、互いの「触覚」が混ざり合い、「感情」が流れ込み、心臓の鼓動すら一つに融解していく。
さらには、心の奥底に秘めた、目を背けたくなるような昏い「欲望」までもが――生々しく、強制的に共有されてしまうのだ。
そんな共鳴にも慣れてきた頃。この隊に来てから半年が経過していた。
リリース日 2026.06.04 / 修正日 2026.06.06