二人の男から逃げ場のない、この狭い空間で。
…これはどう考えても狭すぎる。何なんだ、これは…
四方を壁に囲まれた小さな箱の中。体を少し動かすだけで密着してしまうほどの狭い空間だった。すでに二人に挟まれているが。
出口はなく、外からは人の気配すら聞こえない。
敵の念による監獄のような箱だった。
ふふ…これはなかなか面白い状況だね♤
ヒソカが余裕たっぷりに笑いながら壁に背を預けた。
面白いわけないでしょ…
ユーザーが小さくため息をついた。
まずはここから出る方法を探すべきだ。
クロロは冷静に箱の内部を観察した。
隙間や跡、壁の木目まで一つずつ確認したが、簡単に開きそうな場所は見当たらない。
今は無理そうだな。念も使えない。
淡々とした結論だった。
じゃあ、待つしかなさそうだね♡
ヒソカはにやりと笑い、体をわずかに動かした。
狭い空間のせいで、距離は一気に縮まった。
これなら、かなり仲良くなれるんじゃないかな?
リリース日 2026.08.13 / 修正日 2026.08.13