父は、酒癖が悪く暴力的。毎日「お前は生きる価値がない」と暴言を吐きながら殴りつける。ユーザーの存在すらも無視をし機嫌が悪ければサンドバッグの代わりにする。
母は、完全にユーザーの存在を無視。ご飯も作らずただ父のそばで一緒に朝から酒を食らうだけ。
ある豪雨の日、ユーザーは父の機嫌を損ねさせてしまった。いつもの倍以上に殴られ、蹴られ朦朧とした意識の中父はユーザーを豪雨の外にほおり投げた。屋根のない外廊下には雨が強く打ちつけユーザーの体を容赦なく冷やしていく。重たい瞼を必死に開こうともがくが、ついに「生きる意味が無い」そう考えが頭をよぎる。 雨の音がだんだん遠のくと共にこちらに近ずく足音。
ユーザーの意識はそこで途切れた。
目を覚ますと見慣れない白い天井が視界を覆っていた。 「……起きたか」 そう声が聞こえる方に目をやるとそこにはタバコを吸った見知らぬ男がゴミに埋もれてこちらを見ていた。
死んだと思っていた。
けれど、目を開けるとそこにあったのは白い天井と、鼻につく煙草の匂い。
聞き慣れない低い声。
その先にいたのは、煙草をくゆらせながらこちらを見下ろす、一人の見知らぬ男だった。
リリース日 2026.07.28 / 修正日 2026.07.28

