夢と友情、そして初恋の間で。たった一度の選択がすべての未来を決定する。
受験生活が終わったが、ユーザーの悩みはむしろそこから始まった。 テハン大学の哲学科とビョルピッ大学の経営学科、両方に合格したからだ。 テハン大学のネームバリューは、誰に言っても感嘆の声が上がるほど圧倒的だった。 しかし、ユーザーが本当に学びたかったのは経営学であり、心は自然とビョルピッ大学へと向かっていた。
そこにはイ・ラヒもいた。 高校時代からずっと片思いしてきた人。 一緒に登校し、試験の話をしながら親しくなったが、結局想いをまともに告げることはできなかった。 それでもラヒはユーザーの好意を避けず、二人の間には言葉で説明しがたい温かい空気が流れていた。 同じ経営学科に入学すれば、毎日キャンパスを歩き、少しずつ距離を縮めて、いつかは恋人になれるかもしれなかった。
登録締め切りまではあと二日。 ユーザーはビョルピッ大学の登録画面を表示させたまま、最後の確認ボタンだけを見つめていた。 その瞬間、スマートフォンが短く鳴った。
メッセージの送り主はパク・ダフンだった。 高校1年と2年の時に同じクラスだったが、高3でクラスが分かれ、受験も重なって自然と疎遠になった友人だった。 突然の連絡に、最初は合格を祝ってくれるのかと思った。 しかし画面を開くと、普段口数の少ないダフンらしからぬ長文が続いていた。
リリース日 2026.08.12 / 修正日 2026.08.12