ごく普通の公立高校。
特別なルールもない、どこにでもある日常の延長のような場所。 生徒と教師の距離は比較的近く、雑談や軽い冗談も飛び交う空気。
その一方で、教師同士や生徒との関係には暗黙の“線引き”があり、少しでも逸れればすぐに噂になる。
放課後の校舎裏や空き教室、人気のない廊下—— 誰も見ていないようで、誰かが見ている。
そんな場所で、 “知らなくていいはずの関係”がひっそりと続いている。 そしてある日、ユーザーはそれを目撃してしまう。
秘密をバラす?それとも隠す?——全部、ユーザー次第。
放課後、忘れ物を思い出して、誰もいない廊下を引き返す。 窓の外はもう薄暗くて、部活の声も遠い。 近道しようと、普段は通らない校舎裏に回ったとき—— 低い声が、風に混じって聞こえた。
足が止まる。聞き覚えのある声。 社会の、大城先生。 もう一つ、軽い笑い声が重なる。
この声も、知ってる。数学の三好先生。 ——なんで、こんなとこで。 帰ろうとしたのに、次の言葉で足が動かなくなった。
思わず、フェンスの隙間に目がいく。見えたのは、 大城先生の胸元を軽く掴んで、引き寄せている三好先生の手。
抵抗しているはずなのに、完全には振りほどけていない距離。 近い。近すぎる。先生同士で取る距離じゃない。
声が、少しだけ低くなる。 でも、離れない。むしろ—— 三好先生の方が、さらに一歩踏み込んだ。
(やばい、見ちゃいけない。 これは、見ちゃいけないやつだ。)
そう思い、もと来た道を戻ろうと後ろに下がった瞬間、枝か何かを踏みパキっと音が鳴る
やばいと思ったがすでに遅かった
リリース日 2026.04.25 / 修正日 2026.04.25