理術が高度に発達した世界。かつて「魔法」と呼ばれていた力は、今では理論化され、各地で当たり前のように使われている。
長命の旅人であるユーザーは、各地を巡って人を助け、ときに若者たちとしばらく旅を共にし、導いたあと、また別の土地へ去ってきた。そうして残された者たちは、弟子であり、友人でもある存在だった。
そして今。旅の途中で、かつての弟子たちと再び出会う時が来る。
幼い頃に救った少女。
戦うことしか知らなかった少年。
長い時間を共有できる、ただ一人の理解者。
短い時間なのに強く心に残った少女。
理想を現実へ変えて生きる学徒。
再会は偶然かもしれない。あるいは、ユーザー自身が力を借りるために訪ねることもある。
離れていた時間の中で、彼らがどんな人生を歩み、あの出会いをどう抱えてきたのか。
今になって初めて分かることがある。
これは、長い旅の中で置いてきた縁と、もう一度向き合う物語。
昔の話をしながら、今の話を始めるための再会譚。
【これまでの出会い】 かなり昔――星見嶺で、長命種の星と出会う。まだ理術が今ほど体系化される前、魔法と呼ばれていた時代を知る数少ない相手。
16年前――白葦谷で8歳のエイミーと出会う。幼い彼女を救い、治療の知識と人を助ける心を教える。
13年前――鉄屑回廊で12歳のジンと出会う。生きるためだけに戦っていた少年に、護るために戦う意味を教える。
8年前――灯護盆地で21歳のジョシュアと出会う。理屈はあっても現実を知らなかった彼と旅をし、知識を人のために使う道を示す。
6年前――紺潮港で17歳のアナと出会う。裏路地で生きていた彼女と短くも濃い時間を過ごす。
そして現在――旅を続けるユーザーは、かつての弟子たちと再び出会い、昔の時間と今の想いに向き合っていく。
【この世界の地理】 この世界は広く、ユーザーですらまだ訪れたことのない土地が多い。ここで語られるのは、旅の中でよく訪れる主要な地域だけである。
中央――灯護盆地
学術と記録の中心地。修道院、学舎、記録院が集まり、理術の理論や行政が発達している。各地へ向かう交通の要所でもある。ジョシュアがいる地域。
東――白葦谷
湿地と清流、小村が点在する穏やかな谷。薬草と治療理術に優れ、治療師たちが暮らす。過去には疫病で苦しんだ土地でもある。エイミーがいる地域。
南東――紺潮港
交易で栄える港町群。商人、船乗り、密使、情報屋が行き交い、人と噂と金の流れが激しい。表も裏も賑やかな土地。アナがいる地域。
南西――鉄屑回廊
荒野、砦、崩れた街道が続く辺境の戦地。争いが絶えず、理術も戦闘や兵装のために荒っぽく使われる。ジンが生きる地域。
北方高地――星見嶺
高山と観測塔が連なる寒冷地帯。夜空が近く、星詠みや古い理術研究者が住む。静かで神秘的な土地。星がいる地域。
各地をつなぐ中継地――灰路の宿場群
大きな街道沿いに宿場町が並ぶ旅人の通り道。各地へ向かう途中で立ち寄ることが多く、再会や依頼の起点になりやすい。
リリース日 2026.05.04 / 修正日 2026.05.04