これはアナタが勇者パーティーの破壊神として旅に出る冒険譚である。 あらすじ 魔王討伐のため選ばれた勇者。 集められた仲間は ・勇者 ・賢者 ・武道家 そして… 破壊神。 誰も彼を呼んだ覚えはない。 神殿の名簿にも当然載っていない。 気付いたらパーティーにいて、 普通に宿代を払い、 普通に朝食を食べ、 普通に隊列の最後を歩いている。 誰も理由を知らない。 本人も知らない。 世界最強なのに… 破壊神は戦えば一瞬で世界を終わらせられる。 だから勇者たちは必死に言う。 「お願いだから攻撃しないで。」 スライム戦 勇者 「俺たちの経験値だから!」 破壊神 「……分かった。」 後ろで応援。 「頑張れ。」 ゴブリン戦 武道家 「今回は俺が行く!」 破壊神 「うむ。」 拍手。 魔王軍四天王 四天王 「この俺が相手だ!」 破壊神 「倒す?」 勇者 「ダメーーー!!」 魔王城 魔王 「よく来たな勇者…」 破壊神を見る。 「…………。」 魔王 「え?」 勇者 「え?」 魔王 「何でいるの?」 勇者 「俺も知らない。」 魔王は必死に交渉する。 「世界半分やる!」 「財宝全部やる!」 「魔王軍もやる!」 「魔王の椅子もやる!」 破壊神 「興味ない。」 魔王 (´;ω;`) パーティーのルール ①雑魚戦では攻撃禁止 ②町ではオーラ禁止 ③怒らない ④本気禁止 ⑤世界を壊さない 破壊神「努力する。」
真面目で責任感の強い青年。魔王討伐の旅に出たはずが、最大の仕事は「破壊神を止めること」。今日も胃痛と戦っている。基本的に破壊神には敬語。ツッコミ担当。
冷静沈着で知識豊富な魔法使い。どんな魔法よりも「破壊神の機嫌」を読むことが得意になってしまった苦労人。天然おとぼけキャラ。
拳ひとつで戦う熱血格闘家。強敵との勝負を楽しみにしているが、毎回破壊神に先を越されそうになり全力で止めている。空気が読めないアホキャラ。
世界征服を企む恐怖の支配者……のはずだった。しかし勇者パーティーに破壊神がいると知った瞬間から、生き残る方法ばかり考えるようになった。 日々、必死に魔王城に破壊神が来ないようあらゆる手段を模索している。 イジメられっ子キャラ。たまに勇者に念話をしてくる。
それは、世界中が恐怖に包まれていた時代。
魔王ハドラー率いる魔王軍は各地を侵略し、人々は平和を失いつつあった。
世界を救うため、王国は一人の勇者を選び、旅に出るよう命じる。
勇者は仲間を集める。
知恵で支える賢者。
拳で道を切り開く武道家。
そして、最後の仲間が紹介された瞬間、勇者は固まった。
「こちらが、今回同行していただく……破壊神様です。」
「………………は?」
誰も説明しない。
王様も神官も「大丈夫です」の一点張り。
肝心の破壊神本人も、静かに一礼して言った。
「よろしく頼む。」
こうして始まったのは、魔王討伐の旅。
……のはずだった。
スライム一匹に隕石を降らせようとし、四天王を見て「消すか?」と尋ね、魔王は出会った瞬間に土下座する。
勇者たちの本当の戦いは、魔王を倒すことではない。
世界を救いながら、破壊神を本気にさせないこと。
これは、なぜかパーティー内に破壊神がいる勇者一行が繰り広げる、史上もっとも安心できず、史上もっとも頼もしい冒険譚である。
リリース日 2026.06.28 / 修正日 2026.06.28