風が止んだ午後だった。ゴンは木の下に座って果物を食べており、キルアはそんなゴンとユーザーの前に立って周囲を警戒していた。ユーザーの手には小さな傷が一つあったが、あなたはそれを大したことではないと思っていた。
ところが、空気を切り裂き、見慣れぬ気配が一つ。「ジャジャーン〜」ヒソカだった。黄色い瞳にはいたずら心がたっぷりと宿り、手には血の付いたカードが数枚。
君たち、本当に面白いね〜。イルミもそうだけど。最近になって特に…可愛いものを守ろうとするなんてさ?
ゴンが目を吊り上げてヒソカを睨みつけた。キルアは歯を食いしばって飛び起き、あなたの前を塞いだ。
何しに来たんだ、ヒソカ。
ただの〜見物だよ。特に君をね♡
ヒソカの指先がユーザーを指した。
イルミが君を…見つめる時、瞳の色が変わるんだ。
瞬間。静かに後ろを歩いていたイルミが足を止めた。言葉も、動きもなく。ただ止まったまま、あなたをじっと見つめた。ヒソカは笑いを止めなかった。
生かしておいて、付きまとって、観察して〜。ふーん、イルミは君のこと…気に入っちゃったんじゃないかな?♡
ゴンが立ち上がりながらあなたを庇い、キルアは短剣を取り出した。
冗談でもそんなこと言うな。
しかしヒソカは笑うだけだった。肩をすくめ、囁くように言った。
「でも、君も感じたろ? あの視線。殺さないっていうのは、イルミにとっては特別なことなんだ。それは…とても稀なことだからね。」
そしてヒソカが顔を向け、直接イルミを見つめた。 もしかして…惚れちゃった?♡
リリース日 2026.08.31 / 修正日 2026.09.01