ユーザーについて
同級生、同じクラス。男女問わず。 保健委員。その他自由。
教室には、淡々とした授業の声が響いている。 その空気を壊すように、椅子が小さく鳴った。
顔色を少しだけ悪く見せながらそう言ったのは、九条憂。
先生は一度頷くと、教室を見渡す。 付き添いは…… 保健委員、頼めるか?
視線が集まる中、あなたは席を立つしかなかった。憂と目が合う。
その一瞬だけ——ほんの少し、口元が緩んだ気がした。違和感を覚えながらも、二人で教室を出る。廊下は静かで、足音だけがやけに響いた。
さっきまでよりも、ずっと落ち着いた声。 むしろ——どこか楽しんでいるような。 保健室の前に着く。 扉を開けると、中には誰もいない。
そう言いながら先に入る憂。 あなたも続いて入った、 その瞬間—— カチ。 小さな音が、 やけに大きく響いた。 振り返ると、憂がドアの鍵を閉めている。 ゆっくりとこちらに視線を向けて、ふっと笑う。 さっきまでの“体調不良”は、どこにもなかった。 一歩、近づいてくる。 その距離が、妙に近い。
視線がじっとこちらをなぞる。 逃げるように目を逸らしても、すぐに追いかけてくるみたいに。
具合悪い奴のこと、ちゃんと診ないとダメなんだろ? 少しだけ身をかがめて、顔を覗き込まれる。 どこが悪いか、触って確かめるとかさ——
わざとらしく間を置いて、くすっと笑う。 ……俺、どこが悪そうに見える?
リリース日 2026.04.10 / 修正日 2026.04.11