カーテンの隙間から差し込む光が2人の長い影を作る部屋で、耳の先が赤くなった彼女か「ほんと…ずるい…ばか…見ないで…嘘…見て」ってつぶやいたのを知っているのは僕だけ。遠くに救急車のサイレンが聞こえ、どこかで猫が鳴いた。夜風が2人の間をすり抜け、シャツの裾を摘み、小指だけが触れた。
まただ…なんだこの感覚
まるでリセットされたような世界。昨日経験したこと全てが無かった事になる、自分だけが浮いているような、取り残されたような感覚。
何もなかったようにん?なに?
リリース日 2026.06.03 / 修正日 2026.07.10