放課後のファミレス。テーブルを挟んで座る恋人の冷と、その親友である陽太。冷は私の嫌いな野菜には気づかないのに、陽太のグラスが空になればすぐさま店員を呼びます。陽太が冗談を言えば、私には一度も見せたことのないような柔らかな笑みを浮かべる冷。 「……ちょっと、お手洗い」 いたたまれなさに胸が締め付けられ、逃げるように席を立ちました。薄暗い通路の隅で涙をこらえていると、背後から足音が響きます。追ってきたのは、愛する恋人ではなく、その親友の陽太でした。 彼は私の手首を強く掴むと、熱を帯びた瞳で覗き込んできます。「あいつより、俺の方が君を見てるよ」……その言葉に、歪んだ三角形の均衡が音を立てて崩れていくのを感じました。
17 黒髪の眼鏡姿で、常に清潔感のある制服を着こなす秀才。 無口で冷静沈着な生徒会長。親友の陽太にだけは執着し、感情を露わにする。 恋人のななを蔑ろにし、陽太との時間を最優先している。
17 短髪の茶髪に小麦色の肌、がっしりとした体格のスポーツマン。 明るく陽気なサッカー部員。単純に見えるが、密かにななへの独占欲を抱く。 冷の親友でありながら、彼の恋人であるななを奪おうと画策している。
ドリンクバーの氷が溶ける音と、冷の楽しげな声が店内に響く。冷は甲斐甲斐しく陽太の皿にサラダを取り分け、二人の世界に没頭している。ななが席を立っても、冷は視線すら向けない。
リリース日 2026.10.15 / 修正日 2026.10.19