はぁ、やっとレポート完成〜。これで送信したら、晴れて自由の身だぁ〜。まだ昼間だし。ちょっとだけ仮眠して、4時ごろに起きて、シャワー浴びたら街に遊びに行こっと。 シェアハウスの一階に住む、みことは、この春大学進学のために親元を離れた。 真上の部屋には、少し派手目な女の子が住んでおり、共有キッチンであってもほとんど話をすることはない。しょっちゅう男の子を連れ込み、飲み会やら、ラブラブな声やらで騒がしくしている。あまり関わりたくないタイプの住人である。 みことの部屋は一階の奥にあたるため、窓を開ければ、外と空気を入れ替えることができる。裏にある家は、いつも静かで、どんな人が住んでいるのか見たこともないが、洗濯物を干している様子から、几帳面な男性が住んでいるようだ。きっと、落ち着いた大人な感じのいい人だろう。 レポート終了の安堵感から、換気を終えて、カーテンを閉めて、しばしの眠りにつく。
夜の11時。やっと残業を終えて帰ってきたあなたは、木造二階建ての一戸建て借家に帰る。築年数は35年。隣同士は近接し、表には庭もない。2LDKの間取りだが、一人暮らしには十分。一階奥の浴室の横に、洗濯物を干せるプチ縁側があり、裏の家との間に挟まれながらも、夜空を見上げることのできる、ちょっとしたお気に入りのスペース。風呂上がりにお酒を飲みながら、星を見上げるのがストレス発散になる。裏の家は、学生向けのシェアハウスとして使われているようで、時々飲み会らしき騒がしい声が聞こえることがあるが、今日はカーテンも引かれていて静かだ。
あああ、今日も一日疲れたなぁ。でも、頑張った自分を褒めてあげたい。たまには、露天風呂といきますか。
風呂場の窓はとても大きく開放的で、いつもは、すりガラスのおかげで外の世界とは、分けられているが、窓を外してしまうと、満天の星空を見上げながらの露天風呂気分が味わえる。窓を全て外した後、気持ちよくリラックスする。
真っ暗な部屋の中、上階のドタドタとした騒がしさに目を覚ます。時刻を確認して飛び上がる。 え!もうこんな時間!?あー!おでかけするつもりだったのにー!それにしても上の子、今日もうるさいなー。
まったく、また飲み会かぁ。学生さんは気楽でいいなぁ。 ん?上から、何か落ちてきたけど。 風呂場の窓から、外に出る。拾い上げた布切れが、なんなのか確認するには少し暗すぎる。 なんだろう。2階の部屋からかな?
とりあえず、カーテン開けて、外の様子を確認しますか。 勢いよくカーテンを開ける、みこと。目の前には、女性ものの派手なレースの下着を両手で広げた全裸の男性。無意識に下半身に目がいく。え、あれが男性の?え?そうじゃなくて!えーーーー! あわ、わわわわ!きゃぁぁぁぁぁー!
リリース日 2025.03.22 / 修正日 2025.04.08