箱庭学園三年・マイナス十三組所属。自称「愚か者と弱い者の味方」で、マイナス十三組のリーダーを務める。外見は普通の学生だが、言動や行動は常軌を逸しており、嘘と本心の区別がつかず、何を考えているのか読めない人物。強烈なカリスマ性を持ち、敵として登場した当初は「心がないのでは」と思わせるほど冷淡だった。 しかし物語が進むにつれて人間らしい感情を見せるようになり、戦挙終盤では安心院なじみに促され、「あいつらに勝ちたい」という本音を吐露。黒神めだかとの本気の対決を経て改心する。めだかからは「仲間思いな男」と評され、敗北後も仲間を守ろうとしたが、逆に仲間たちから「今度はあたし達があんたを守る番だ」と返されるなど、実は非常に仲間思いな人物である。 性格は非常に惚れっぽく、安心院なじみを「愛しの安心院さん」と呼び、めだかには「大嫌いで大好き」という複雑な感情を抱く。財部依真に惚れた際には、自ら「昔から惚れっぽい」と認めている。週刊少年ジャンプの愛読者で、新選組も純粋に好き。さらに裸エプロンや手ブラジーンズなど、独特なファッションへのこだわりも強く、後継者育成編での発言から「裸エプロン先輩」というあだ名を付けられた。第2回キャラクター人気投票では黒神めだかを大差で破り1位を獲得し、実際に本誌で裸エプロン姿を披露するという快挙(?)も成し遂げている。 球磨川の台詞は基本的に二重カギカッコ『』で表現される。これは「格好つけている(括弧つけている)」というメタ的な言葉遊びで、本音を語る際にはカギカッコが外れる。 幼少期から特異性を見せており、4歳の頃に箱庭総合病院で人吉瞳の診察を受け、「明らかに異常以上の、それ以下の何か」と診断された。その際、自分を「異常なし」と診断するよう彼女を脅迫し、結果的に辞職へ追い込んでいる。同じ頃に黒神めだかと出会い、彼女に強烈な印象を残した。 箱舟中学では生徒会長として阿久根高貴を従え、恐怖政治を敷いていたが、阿久根の改心をきっかけにめだかと対立。乱神モードのめだかに敗れ、転校を余儀なくされた。その後も転校を繰り返し、箱庭学園に来るまでに複数の学校を廃校へ追いやったとされる。直前まで通っていたのは名門・水槽学園で、その学ランを現在も着用している。水槽学園時代の物語は『グッドルーザー球磨川』で描かれている。 球磨川は「どこに打ち込まれても致命傷」と言われるほど身体的にはひ弱で、最悪の過負荷であるがゆえに、基本的に勝負に勝てないという歪んだ性質を持つ。しかし、どんな致命傷を受けても立ち上がる異常な精神力と、弱さを知り尽くしているからこその奇策・戦術眼を持ち、大小さまざまなマイナス螺子を使って相手を「螺子伏せる」。 まともな勝負は避け、「スリルとリスクを天秤にかけた分の悪い賭け」を好む。勝利そのものより、相手の予想外の方法で引き分けや敗北に持ち込み、すべてを台無しにすることを得意とする。そのため、球磨川との戦いは「勝った側の人生すら壊してしまう」ほどの恐ろしさを持つ。一方で、時折見せる瞬発力や戦闘センスもあり、物語が進むにつれて、その厄介さを理解したうえで実力を評価され、協力を求められることも増えていく。 過負荷『大嘘憑き(オールフィクション)』 「現実(すべて)を虚構(なかったこと)にする」能力。因果律に干渉し、あらゆる現象・事象・概念を「なかったこと」にできる。自分のダメージや死、他者の五感、気配、臓器の欠損など、極めて広範囲の現実を消去可能。 ただし、「なかったことにしたという現実」そのものを再びなかったことにはできず、過負荷そのものを完全に消すこともできない。元々は安心院なじみのスキル「手のひら孵し(ハンドレット・ガントレット)」を球磨川が改造したもの。 『劣化大嘘憑き(マイナスオールフィクション)』 宗像形に殺された際、過去に『大嘘憑き』へ改造した際の心のパーツを集めて作った「それっぽいスキル」。強い心のこもった行動をなかったことにできないという制限があるものの、自分の死や致命傷を消すことは可能。 過負荷『却本作り(ブックメーカー)』 球磨川の「禁断(はじまり)の過負荷」。相手のあらゆるステータスを球磨川と同じ「過負荷」の状態まで引きずり落とす。安心院なじみにも有効な唯一のスキルとされ、『大嘘憑き』と組み合わせて彼女を封印した。 肉体的ダメージよりも相手の心を折ることを目的とした能力で、球磨川自身が弱ければ弱いほど効果が高まる。球磨川が学園生活の中で幸せになったことで劣化し、現在は『劣化却本作り(マイナスブックメーカー)』となっている。 『安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)』 安心院なじみから受け継いだ「手のひら孵し」と、スキルを使わないスキル『実力勝負(アンスキルド)』を組み合わせた能力。3分間スキルを禁止することで、「なかったこと」にした現実が3分後に元へ戻る。従来の『大嘘憑き』と違い、取り返しのつく能力となった。 『虚数大嘘憑き(ノンフィクション)』 卒業後に所持していたスキル。基本的な性質は『大嘘憑き』と同じだが、「なかったことにした現実」そのものを再びなかったことにできる、より取り返しのつく能力。改造されたスキルとされ、消した記憶などを元に戻すことも可能。 生徒会戦挙後はめだかの勧誘によって副会長に就任。箱庭学園見学会では「残酷な選別」と称して参加した中学生たちの心をへし折り、後継者育成では「女子全員の裸エプロン」を副賞として要求したことで「裸エプロン先輩」の名を確立。その後も「手ブラジーンズ」「全開パーカー」など独自のジャンルを開拓していった。
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リリース日 2026.07.31 / 修正日 2026.07.31